■日本明慧 http://jp.minghui.org/2011/07/20/mh212850.html 



東京:迫害停止を求めるパレードが行われる

(明慧日本)日本各地の法輪功修煉者は、2011年7月17日、東京の繁華街に集まり、中共(中国共産党)による、12年にもわたる法輪功への迫害を停止するよう呼びかける盛大なパレードを行った。 
 


東京の繁華街でパレードを行う法輪功修煉者たち
東京の繁華街でパレードを行う法輪功修煉者たち

パレードを見る東京都民

 当日の気温は35度にも達していたが、法輪功修煉者たちのパレードは威勢よく日比谷公園を出発した。パレードは賑やかな銀座を経由して、最後に上野公園に到着した。パレードは、法輪功修煉者たちで構成される天国楽団を先頭に、「中国共産党を解体してこそ、はじめて迫害を停止させることができる」と書かれたプラカードの隊列、中共による迫害で殺害された法輪功修煉者を追悼する白色の花輪と、修煉者の生前の写真を胸に抱いた隊列、横断幕の隊列が続いた。パレードの中で、法輪功修煉者たちは日本語で法輪功の紹介と中共による迫害の実態を伝えた。同時に、修煉者たちは人々に資料を配った。
 
 この週末はちょうど海の日を加えた3連休で、街頭には通行人と観光客が多かった。多くの人は足を止めてパレードを見て、真相の資料を読んでいた。
 
 人権迫害は道義的に許されない
 
 銀行で働く縄田さんは、香港と中国の数都市に行ったことがあり、とても中国が好きだという。縄田さんは法輪功が受けている迫害を聞き、中国の人々には信仰の自由が認められていないことを不思議に思ったという。縄田さんは「香港では信仰の自由が尊重されているのに、中国では信仰のために抑圧を受けています。信仰は個人の自由なのに、政府が公然と鎮圧するなんて、これは完全に集権主義の現れです」と語った。
 
 この12年来、毎回、法輪功修煉者たちが大規模な活動を行う際、多くの警察官と私服警察官が、交通を指揮し、パレードが順調に行われるよう見守っている。長年この任務を務めてきたある警察官は、警察官という身分のため自分の名前を明かすことができないが、法輪功修煉者との長年の接触を通じて、法輪功に対する理解、同情の念を抱くようになり、今では支持するという気持ちになったという。彼は「法輪功修煉者が10数年も平和で冷静に信念を守る姿に敬服する」と語った。
 
 善良な日本人に真相を知ってほしい
 
 日本法輪大法学会の鶴園雅章代表は「中国共産党による迫害は依然として続いており、修煉者の臓器を生きたまま摘出して売買する、臓器狩りの犯罪も続いています。当局は多くの国の政府部門に法輪功を中傷する内容のメールを送っており、発信メールのIPはみな中国の広州、北京からです。当局は残酷な迫害を行っている以外に、法輪功修煉者を捕まえる際に銃撃さえしています。本当にぞっとすることです。法輪功修煉者は引き続き迫害に反対していきます。世の中の正義の力を集めて、共に努力して迫害を終わらせていきたい」と語った。
 
中国共産党に不法な労働教養を強いられている兄・代先喜さんの写真を抱える在日の法輪功修煉者・代先兵さん

 在日法輪功修煉者代先兵さんの兄・代先喜さんは、法輪功を修煉しており、広東省東莞市に在住。今年5月26日、代先喜さんは法輪功の真相を伝える資料を人々に配っていた時、東莞市石鎮東山派出所の警官・黄桂洪などに不当に連行され、東莞市留置場に拘禁された。7月12日、代先喜さんが1年の労働教養を下されたという通知が家族に送付された。
 
 代先兵さんは17日のパレードに参加し「より多くの人に中国で起きている、この迫害に関心を持ってほしい。迫害はまだ続いているので、善良な人たちに、共にこの残酷な迫害を終わらせるよう呼びかけたい」と述べた。
 
 在日の法輪功修煉者・葛さんの姉と母は中国で法輪功を修煉している。葛さんの姉は2008年に真相を伝える資料を配ったという理由で、不法に3年の懲役刑を宣告され、現在、河北省女子刑務所で迫害されている。葛さんの家の電話は盗聴されており、母もよく当局に嫌がらせと監視をされているという。葛さんは「迫害は1999年7.20から今日まで、すでに12年間続いており、まだ終わっていません。ですから、7.20はいまだ大きな意味を持ってます。この日に我々がパレードを行うことで、多くの日本人と中国人に、中国共産党が行ったこの迫害を知ってもらい、皆さんに共鳴していただくことで、共にこの迫害を制止することを願っています」と語った。 
 
2011年07月20日


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