文／山東省の大法弟子

　私は幼い時に母の影響によって法輪大法の修煉を始めました。大法のお陰で、身体にあった様々な病気が消えました。私に健康な身体をくださった師父に非常に感謝しています。修煉を通して、私は誰であっても善で対処しなければならないという理がわかりました。トラブルの中で、私はいつも忍耐して、譲ることができました。トラブルのあと、自分のどこが良くできていないのかと反省して、利己心、良くない考え方を取り除き、いつでも、どんなことに対しても師父の法に照らして行いました。

　これほど素晴らしい功法なのに、中共(中国共産党)は弾圧を始めました。私は全く理解できませんでした。2000年のある日、私は母と共に北京の天安門広場へ行き、「真善忍は素晴らしい」「大法は広く伝わる」「仏法無辺」と書かれた横断幕を高く掲げました。その瞬間、私は自分が非常に大きく、背が高く感じ、たとえ砲煙弾雨の中でも平気でいられると感じました。警官らは恐れて、私たちに飛び掛ってきました。私は全然怖くなく、手に握っている横断幕を絶対に警官らに奪われないようにという考えしかありませんでした。

　私は8、9人の警官に押し倒されましたが、必死に横断幕を握って、どんなに殴られても、手から横断幕を放しませんでした。すると周りの観光客が「未成年の女の子が何の罪を犯したというのですか。どうして彼女にそんなに酷く暴力を振るっているのですか！」と警官に問いただしました。母は「私たちは法輪功修煉者です」とみんなに告げましたが、まもなく警官らに阻止されました。観光客らは警官が怖くて、みんな黙り始めました。最後に、横断幕は警官に奪われ、私と母は共にパトカーの中へと引っ張り込まれ、どこかに運ばれました。

　私と母は別々に尋問されました。いくら警官に殴られても、私は一言も言いませんでした。警官らは仕方なく私たちを地元の警察に渡しました。

　私は地元の警官にも殴られたり尋問されたりしましたが、頭の中には大法だけがありましたので、拷問を受けているときも『洪吟』を暗誦していました。結局、警官らは仕方なく私を釈放しました。

　母はまだ釈放されませんでしたので、私は1人で帰り、自分で食事を作り、それから学校に通いました。ある日、1匹の大蛇が家の庭に入ってきて、私はとても驚きました。すごく怖くて、私は15キロ離れた留置場に行って、母を釈放してほしいと泣きながら警官にお願いしました。しかし、心が毒蛇のような警官は、私を母に会わせてくれませんでした。未成年の私は仕方なく、1人で夜道を歩いて家に向かいました。

　途中、私は師父の『洪吟』を繰り返し暗誦して、師父のご加護の下で安全に家に帰りました。

　翌朝、ドアを開けた途端、私は1匹の蛇の死体を目にしました。私はすぐわかりました。師父はいつでも私たちを守ってくださっています。私は感動して、感激でいっぱいでした。