中共(中国共産党)当局は河南省濮陽地域で、2011年7月の間に不当な大量逮捕を行い、多数の法輪功修煉者が不当に連行された。被害者は、王朝偉さん、邵子英さん、張文斌さん、楊可存さん、賀運修さん、温鳳清さん、李慶敏さん、楚美然さんなどである。

王さんは7月8日、南楽県で不当に連行され、同県留置場へ収容された。それ以来、家族との面会を一切認められなかった。

中原油田国保(国家安全保衛)大隊は7月10日、李さんを不当に連行し、黄埔留置場に収容した。楚さんは同大隊により迫害を受け、倒れて病院へ運ばれた。

温さんは7月14日、国保(国家安全保衛)大隊の鄭永海らによって家宅捜索や不当連行などの迫害を受けた。

邵さんと張さんは、同県で法輪功の真相ビラを配布したいた際、駆けつけた警官らによって不当に逮捕された。7月21日、張さんの妻・張秀華さんは、国保(国家安全保衛)大隊を訪れ、夫の釈放を求めたが、数人の警官から集団暴行を受けた。また、楊さんと賀さんも同県留置場で監禁を強いられている。

聊城市警察は7月25日、同施設を訪れ、釈放を条件に施設内の修煉者全員に「三書」を書き、法輪功創始者の肖像を踏みつけるよう強要した。結局、全員がこの理不尽な要求を拒否した。

（注：法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照）