遼寧省瀋陽市に在住の法輪功修煉者・劉志さん(51歳女性)は「真・善・忍」に従って法輪功の修煉をしていた。しかし、劉さんは修煉をしているという理由で、2011年7月12日、自宅にいたところを6人の警官によって暴行され、さらに不当に連行された。現在、劉さんは遼寧省女子刑務所で不当に拘禁され、家族との面会も許可されず、獄中生活を強いられている。
若いときの劉志さん
劉さんは法輪功を修煉し始める前は、夫が亡くなったことでの悲しみと、乳児の子供(18カ月)の世話で苦しみ、心臓病や喘息、高血圧の持病を患い、ショックと悔しさに苛まれる毎日を送っていた。。しかし劉さんが1995年に法輪功を習い始めると、長年のゆううつから解放され、心身ともに全快した。
劉さんは2009年10月22日、瀋陽市の留置場へ収容されている間、修煉者としての意志を貫き、決して迫害に屈しなかった。劉さんは「死人ベッド」の拷問を40日にわたって受け続け、苦しみの中さらに、全身が痙攣するまで毒薬を注射された。
拷問の実演:「死人ベッド」 拷問の実演:毒薬の注射
劉さんが連行された後、劉さんの兄(修煉していない)は、警官から嫌がらせを受け、勤め先でも嫌がらせを受けたため、仕事を失ってしまった。また、劉さんの姉夫婦は収容施設を訪れ、劉さんとの面会を要求したが、無視されて追い払われた。また、劉さんの弁護士は、当局の司法部門から妨害を受け、出廷することができなくなった。
結局、劉さんは和平区裁判所で正当な理由もなく懲役4年の不当判決を宣告された。しかし劉さんは、遼寧女子刑務所で行われる入所時の健康診断で健康の悪化を指摘され、入所を拒否されたため自宅へ帰された。
劉さんは2011年7月12日、自宅にいたところを突然、押し入ってきた警官らによって乱暴にパトカーの中に引きずり込まれた上、不当に連行された。その際、周囲にいた誰もがこの騒ぎに驚き、警官らの違法性や強硬な逮捕手段を強く非難した。
家族は劉さんの安否を心配し、一日も早く戻ってくることを願っている。
明慧ネット:jp.minghui.org
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