■日本明慧 http://jp.minghui.org/2011/08/11/24482.html 



広東省:4人の法輪功修煉者が一斉に不当連行される

 広東省電白県の法輪功修煉者・麦玉蓮さん(女性)、ハン桂輝さん(女性)、洪美芳さん(女性)、劉紹仔さん(男性)の4人は2011年8月6日、警官十数人によって一斉に連行された。

 8月6日夜10時ごろ、警官十数人が麦さんの自宅にやって来た。警官らは麦さんの家に侵入し、何の証明書も提示しないまま、家宅捜索を行った。家にあった法輪功の関連書籍、現金1万元と、麦さん宅を訪問していた洪さんの給料の貯金通帳まで没収した。そして、警官らは麦さんと麦さんの家に来ていた姉のハンさん、そして、洪さんも連行しようとした。その場にいた劉さんは警官の不当行為を止めようとしたが、警官は劉さんも共に連行した。

 警官は麦さん、ハンさん、洪さんを電白水東派出所に連行した。一方、劉さんを伴って劉さんの自宅に行き、家宅捜索を行ない、法輪功の関連書籍やパソコン1台、プリンタ4台、現金300元を没収した。そして、夜中の2時ごろ、劉さんを3人と同じ派出所に連行した。その後、麦さんの姉は病気のため、釈放された。

 

家宅捜索後の劉紹仔さん宅の部屋

警官に引き破られた、入口に貼られていた飾り

警官に荒らされたキャビネット

翌日7日午後3時ごろ、年老いた劉さんの両親と麦さんの息子(10)は、4人の釈放を求めて派出所へ行った。しかし、派出所で家族らの目に映ったのは、劉さんが鉄の椅子に縛られて身動きできない姿だった。両親は涙を流しながら、息子に暴力を振るう警官に、「息子は何も悪いことをしていません。なぜ、拷問を加えるのですか」と問い詰めた。警官は「教育をしているだけだ」とはぐらかした。

午後5時になって、警官は家族らに「今日はもう帰れ。明日また来ればよい」と言ったが、家族らは「釈放しないと帰りません」と答えた。

しばらくして、3人の警官がナンバープレートのない車に乗って来た。4人の法輪功修煉者を車に乗せようとしたが、家族らは懸命に止めた。しかし、午後6時に610弁公室のリーダーが多数の警官を引き連れてやって来て、強引に4人を車に乗せた。すると、周りで見ていた人々から、「警官は良い人ではなく、悪い人を捕えるべきだ」と、警官を非難する声が聞こえてきた。

情報によると、現在、4人の法輪功修煉者は洗脳班に拘禁されているという。

 


(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2011/8/9/245120.html)


明慧ネット:jp.minghui.org