■日本明慧 http://jp.minghui.org/2011/08/13/24506.html 



新疆ウイグル自治区:税務局職員 7年の軟禁の末に死亡

新疆ウイグル自治区アクス市の税務局職員で法輪功修煉者・謝志英さん(52歳女性)は法輪功を修煉しているという理由で、2度も精神病院に収容されて迫害を受け、その後も地元の610弁公室の人員に自宅で7年以上にわたって軟禁され、家族との面会を禁じられ、2011年8月6日に死亡した。さらに謝さんの死亡後、アクス市の610弁公室の人員は、謝さんの家族が謝さんの遺体を見ることを禁じた。

 謝さんは法輪功を修煉し始める前から、会社で業績が良く、人間関係も良好だったが、突然の重病を患ったため、自立生活が困難になり、その後、新疆各地の大手病院を訪ねたが病名がわからず、絶望的な状態に陥っていた。しかし謝さんは1997年から法輪功の修煉を始め、1カ月も立たない内に一人で歩けるようになり、その後、病気が快方へと向かった。
 
 しかし1999年からの残酷な迫害は、自由な体を取り戻した謝さんと、謝さんの家族の生活を打ち砕いた。謝さんは健康であるにもかかわらず、迫害の圧力の中、勤め先の上司からアクス市の精神病院で治療を受けるように強制された。謝さんは精神病院の中で、スタンガンによる電気ショックを加えられ、さらに不明薬物を注射され、家族との面会を禁じられ、中共(中国共産党)を賛美し法輪功を否定する政治的洗脳を加えられた。しかし謝さんが法輪功への信念を変えることはなかった。
 
 
拷問の実演:スタンガンによる電気ショック
 
 2001年、謝さんは法輪功を修煉しているという理由で、3年の不当な労働教養を強いられ、2002年11月に新疆女子労働教養所に拘禁された。労働教養所内で謝さんは、スタンガンによる電気ショック、睡眠のはく奪、長時間の直立不動の姿勢の強制、用便と食事の禁止、受刑者らからの罵詈雑言などの様々な迫害を受け続けた。しかし謝さんは迫害に反対し続け、法輪功の真相を伝え続けた。
 
 謝さんは労働教養所を釈放された後も、自宅で監視されるなどの迫害を受けた。この時点で彼女は、不明薬物による迫害の影響で言葉を話すことができなくなり、人との交流ができなくなっていた。
 
 2004年以来、謝さんは常に監視され続け、給料も全て差し押さえられ、自宅で7年以上にわたって軟禁されてきた。謝さんの夫は中共による圧力のため、謝さんと別居していたが、謝さんを見舞いに来るたび、警官らに阻止された。謝さんの息子や、その他の家族も謝さんとの面会を禁じられた。
 
 2011年8月6日、謝さんは迫害の末、死亡した。公安局は謝さんの検死結果を謝さんの夫だけに通知し、その他の家族には通知しなかった。さらに謝さんの家族に対して、謝さんの遺体を見ることを禁止すると通告した。謝さんの家族は、このあまりにも理不尽な対応に対して、訴えようにも訴えるところもなく、何もできないでいる。
 
 
 

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2011/8/12/245246.html)


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