北京市の法輪功修煉者・里力さんは「真・善・忍」の信奉にしたがって修煉を続けていたことを理由に、中共(中国共産党)により相前後して3回、不当に労働教養を強いられた。

2008年5月16日、里さんは自宅で610弁公室や居民委員会(中共の最末端の住民自治組織)、警察によって強制連行されたうえ、犯罪事実のないままに、2年6カ月の労働教養処分を宣告され、遼寧省馬三家労働教養所へ収容された。

2010年の年末、里さんは労働教養所から釈放されたものの、家では610弁公室や警察に常に嫌がらせや監視をされていた。

2011年2月、再び不当に連行され、洗脳班に1カ月拘禁された。

2011年7月、里さんは家に侵入してきた警官に法輪功の資料を見つけられ、再度捕えられた。その後、2年6カ月の労働教養を強いられ、北京女子労働教養所へ移送された。

里さんは一家の生計の柱で、その上、知的障害のある幼い娘を扶養していたが、拘禁されてから、家族は苦境に陥っている。

ここで、まだ中共の弾圧政策のもとで行われている警察などの司法部門に、迫害を停止するよう国際社会へ救援を呼びかける。

（注：法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照）