法輪功修煉者・王洪波さん(70代)は、法輪功を修煉しているという理由で、岳陽市610弁公室の警官らによって何度も迫害を受けた。
2011年8月12日午前10時ごろ、王さんは帰宅途中、警官らに尾行されて自宅のカギを奪われ、自宅に侵入された。また、警官らは9,000元(翻訳者注:約11万円)あまりの現金と、DVDプレーヤー、携帯電話、MP3プレーヤーを2台、法輪功創始者・李洪志先生の写真、法輪功の真相資料などを没収し、来客者の蔡さんとともに、王さんを君山区県山鎮派出所に連行し、不法な尋問を行った。
王さんは派出所で警官らに恫喝されたにもかかわらず、警官らに善意をもって法輪功の真相を伝え続けた。しかし警官らは王さんの話を聞くどころか、王さんに長時間立つ姿勢を強制し、修煉を放棄する旨の書類にサインすることを強要した。王さんはこれを断ったため、警官から平手打ちを食らわされ、皮靴で蹴られ、罵声を浴びせられるなどの虐待を受けた。さらに警官らは、王さんに法輪功創始者を誹謗させ、自分の行為が違法であることを認めるように強要したが、王さんはすべて拒否した。
王さんへの蛮行は午後5時まで続き、王さんに平手打ちを食らわせた警官は、王さんの息子に迎えに来るように連絡した。
また、同時に連行された蔡さんも不法な取り調べを強いられた。蔡さんは法輪功修煉者ではないが、法輪功の創始者を誹謗することを断ったため、警官らから暴力を振るわれ、財布の中の300元あまりの現金も没収された。
かつて王さんは、2000年春に上京し陳情しようとしたため、北京市の警官に不当に連行され、数千元の現金を没収された。数日後、王さんは警官らに不法に尋問されて、身分証明書を没収され、岳陽湖ビンの留置場に15日拘留された。その期間中、王さんは食事を一日に一食しか与えられず、警官や受刑者らからひどく殴られた。
2001年3月、王さんは「上京しないという書類」に強制的にサインさせられた。王さんは4月に、再び40日間拘禁され、毎日法輪功を誹謗中傷するビデオを見せられ、修煉を放棄する旨の自白を強要された。
2002年の中共(中国共産党)の「両会」の期間中、王さんは再び洗脳班に連行され、「両会」が終わるまで拘禁された。
またある日、王さんは610弁公室の関係者に家財を没収された。警官らは王さんを連行しようとし、王さんは隙を見て逃れることができたが、その後、放浪生活を余儀なくされた。その間、警官らは王さんの退職金を差し押さえた。
2009年6月7日夜9時、王さんは帰宅した時、待ち伏せしていた警官らに不当に連行され、不法な尋問を強いられた。また、法輪功の関連書籍、法輪功創始者の写真、銀行口座、身分証明書、戸籍も没収された。さらに、君山区の警官に「給料の支給を停止してやる」と脅され、岳陽湖ビン留置場に5日間拘禁された。
明慧ネット:jp.minghui.org
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