■日本明慧 http://jp.minghui.org/2011/09/07/24786.html 



四川省:法輪功修煉者7人に不当判決(二)(写真)

 驚くべき拷問による迫害

 法廷で証拠の裏付けを行う時、数人の法輪功修煉者はほとんど皆、自分が残虐な拷問による自白を強いられたと述べた。谷懐兵さんは、強制連行されてから約半月後、つまり8月4日、廖建甫さんと一緒に看板のかかっていないところにつれられていった、と述べた。そこにはビルが二つあったが、谷さんは後ろにビルに、廖さんは前のビルに監禁された。そこでの1日目、谷さんは鉄の窓に固定され、いわゆる捜査人員により睡眠を禁止され、寝ると水をかけられ、棒で突き刺された。翌日、警官は谷さんを鉄の窓に固定した後、谷さんの胸を殴り、国家独裁機関の味を味わえ、と言いふらした。そこでの尋問はあわせて4日間、つまり8月4日から7日まで行われた。その他、廖建甫さん、王建国さんなども、彼らが遭遇した類似の拷問による迫害について詳しく述べた。王建国さんは、当時、彼を不当に尋問した人は、「俺達はおまえらのために、20種類以上の拷問を準備した」と言っていたと述べた。

 警官が捏造した証拠を弁護士が暴きだす

 弁護士はプロの角度から、偵査機関が捏造した証拠を暴きだした。例えば、跳傘塔派出所が数人の法輪功修煉者を強制連行し、会社に対して捜査したのは7月21日の夜だったが、出された捜査リストの日付は7月8日だった。つまり、この案件が発生する前にすでに捜査リストを準備したことになる。これらなどは、まさにこの案件が、その証拠を含めて、すべて人為的に作り出したものであることを説明している。

 弁護士の要求に応じて、裁判所はいわゆる証拠の裏づけをするため、法廷で証拠だというディスクを放映したが、敢えて大きなスクリーンに映さず、ノートパソコンで放映し、数人しか見られず、ほとんどの人はその内容を知ることができなかった。事情を知る人によると、当時、裏付けの ディスクはまったく放映できなかったという。

 つまり、谷さんに対する非難告発に対して、訴える側はいかなる有効な事実、或いは証拠も提示することができなかった。いかなる根拠もないため、いわゆる非難告発はまったく成立しないものだった。

 弁護士「法輪功を修煉することは合法」

 谷さんなど法輪功修煉者はほとんど皆、法廷で警官の彼らに対する非難告発を否定し、いわゆる供述とはすべて拷問による迫害の下での結果であると指摘した。

 無実の罪により8年間、刑務所に監禁されていた廖建甫さんは、会社に出社した1日目に強制連行された。廖さんは法廷で、大きな響く声で自ら弁護し、法輪功は無罪であると述べ、直ちに無罪釈放するよう強く要求した。傍聴していた警官さえ、ひそかに親指を立ててくれたという。

 弁護士も、法輪功を修煉することは中国において完全に合法であり、いわゆる第300条の名義で法輪功修煉者を抑圧することは不法であると指摘し、該当案件は関連する人たちが手柄を横取りするために作り上げた冤罪事件であると指摘した。

  裁判長は絶えず弁護士の発言を断ち切り、ある弁護士の弁護は10回以上中断されたという。毎回弁護が中断されると、その弁護士はまたほかの角度から 論述を行い、最終的に弁護を終わらせた。ある裁判官は弁護士に対して、「あなたたちはレベルの高い人ですね」と話していたという。

 谷さんたち法輪功修煉者は、自分は無罪であると強調し、裁判所の間違った判決を不服として、上訴するという。

(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)
 

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2011/9/4/246230.html)


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