　2011年5月16日、南京市に在住の法輪功修煉者・張雪峰さん夫婦は、当局により不当に連行された。張さんは下関区留置場、妻の劉開梅さんは南京市留置場へ移送された。それ以降、約2カ月の不当拘禁を経て、中共(中国共産党)当局は裁判を行い、弁護士の出廷を妨害するなど、卑劣な手段で張さんに1年6カ月、劉さんに1年の労働教養を宣告した。

　8月3日、張さんは江蘇省塩城大豊方強労働教養所へ、劉さんは江蘇省句東女子労働教養所へ移送された。現在、2人の家族は彼らの無罪を訴えるため、再審の準備を行っているという。

　張さん夫婦が拘禁されてから、介護が必要な80歳になる両親と幼い子供が家に残され、共に苦しい生活を強いられている。

　かつて、張さん夫婦は2001年に夫が8年6カ月、妻が7年の不当判決を受け、獄中生活を強いられたことがある。

　上記の迫害は多数の被害者と同じように法輪功修煉者であるという理由で行われたものであり、ここで中共当局の法輪功修煉者への迫害を一刻も早く停止し、張さん夫婦が一日も早く釈放されるよう、国際社会へ救援を呼びかける。