■日本明慧 http://jp.minghui.org/2011/09/19/24913.html 



千人を超える同郷人が法輪功修煉者のために無罪を訴える(二)

 以下は、河北省の秦皇島(しんこうとう)市昌黎県馬タ店郷の村民たちが署名した手紙である。
 
 同郷の青年である周向陽さん救出のため、政府が監獄の拷問罪を調査し、処分することを望む
 
 関係各所の指導者の皆様、こんにちは!
 
 私たちは秦皇島市昌黎県馬タ店郷の村民で、同郷の周向陽さんが信仰を貫き、法輪功が迫害されている真相を伝えたことで、無実の罪で懲役9年の判決を下され、天津港北監獄(現在、濱海監獄に改名)に入れられました。そして、電気棒で電気ショックを加えられ、体には傷跡が残り、独房に入れられ、「地錨」の拷問を受けました。
 
 信仰のためにこのような重い刑を判決し、うそを無理やり言わせるために拷問で苦しめることは、まるで暴力団のようで、私たちにはまったく理解に苦しみます。
 
 監獄に存在する法律違反の執行状況の調査と処分、関係者の法的責任の法に基づいた追及を、政府が法に基づいて行うべきだと私たちは信じています。もしそうなれば、これらの犯罪行為はこのようにはびこったりはしないでしょう。
 
 私たちはみな向陽さんの同郷人で、彼の親戚、年配者、クラスメート、友達であり、彼が大きくなるのを見守ってきたと同時に、彼と一緒に遊んで大きくなり、共に生きてきました。
 
 私たちは向陽さんについて深く理解しており、彼の人となりは正直で善良、忠実で情に厚く、一緒にいるときはいつも人を思いやることができ、すすんで人を助け、彼が誰かとトラブルが起きたのを見たことがありません。彼は小さい頃から頭がよくて勤勉で、北方交通大学に合格し、私たち同郷人の自慢になりました。大学卒業後は、天津鉄三院に割り当てられ、良い仕事にも就きました。
 
 さらに尊敬すべきことは、向陽さんの仕事がすばらしいだけではなく、あのようなうまい汁を吸うのにもってこいの環境で、欲望と腐敗に満ちた悪い習慣に少しも染まらず、すばらしい道を進んできました。一昨年の12月、向陽さんが結婚するとき、たくさんの同郷人たちが宴席に参加しました。
 
 今回、向陽さんがつかまった後、彼の妻が政府部門に宛てた手紙を私たちは読んでとても感動し、たくさんの人の涙があふれ出ました。向陽さんは懲役9年の不当判決を下されて拘禁されている中で、嘘を言うことを望まないために拷問により苦しめられ、何度も病院へ送られ救出されました。
 
 向陽さんの妻は7年間待ち続け、骨身を惜しまず八方手を尽くして救出のために奔走し、さらには向陽さんに代わって文書で訴えたために、監獄側に追い込まれ重労働を強制されましたが、彼女はどんな仕打ちを受けようが初心を変えず、向陽さんを助け出そうとしています。このように善良で忠節を守っている女性はまったく尊い存在です。
 
 私たちにとっても法輪功の修煉者がみな善人であり、信仰と正義を守るためにいわれのないひどい苦難を受けていることがだんだんと分かるようになりました。法輪功のために訴える弁護士がだんだん多くなっていると聞いており、彼らの無罪を弁護してくれるのです。
 
 法律は法輪功を邪教として定めておらず、法輪功を信仰し法輪功を修煉することは合法なのですが、幾人かの政府関係者が法に基づいた執政をせず、法律の名義で不法行為を実行しています。そして、多くの民衆を対立の側に立たせ、恐怖を与え、そして世論さを抑圧し、それによって民心を失っており、これは危険なことです。
 
 向陽んが拘禁されている監獄には、法輪功の修煉者が1人いて、監獄に送られてから同じ拷問「地錨」で10日間苦しめられて死亡、その後「心身衰弱」というごまかしで事件を収束させられたと最近聞きました。
 
 現在、向陽さんの家族は何カ月にもわたって面会する権利を剥奪されています。向陽さんは断食で抗議をしてすでに半年が経ちますが、家族には港北監獄が実施する「地錨」の拷問罪を正式に訴えることしかできません。
 
 向陽さんのようなすばらしい青年は社会に何ら悪い影響もなく、彼の体が体現している純粋さ、善良さ、我慢強さは、無駄に歳月が過ぎ去て失ってしまってはならないもので、それは私たちの命の根源です。
 
 向陽さんは私たちの同郷の好青年であり、まさに今、彼は国家のために貢献できる年代であり、彼は犯罪をしておらず、監獄に入れられてはならず、私たちは彼のために公平を求めなければならず、これが私たちの心からの希望です。
 
 今の世の中、今の社会に、私たちは清廉な役人に出会うことは想像もつきませんが、国民のために執政し、公正に仕事をし、庶民のささやかな言論の権利を尊重し、本当に世論を尊重しようとする方がそれぞれ政府部門にいらっしゃることを、私たちは相変わらず信じようとしています。周向陽さんが救われ、港北監獄で不法に「地錨」の拷問を実施している人たちが法に基づいて調査と処分を受け、同郷人たちに実直に説明していただけることを私たちは望んでいます。
 
 社会は今、大きな変化に臨んでおり、いかに世論に応対するか、どんな立場を選択するか、人がやることを神は見ています。将来は公正な審判のみがあることを信じています。もし、法律が公平さと正義を守れず、政府が世論を尊重しなければ、この社会に明るい将来があるでしょうか?
 
 国民のために執政する皆様が正義の力により、法律に基づいて公平さと正義を守ってくださることを希望いたします。
 
 秦皇島市昌黎県馬タ郷の一部の村民

 2011年8月12日
 (1495名の村民の署名は省略)
 
 

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2011/9/6/246323.html) (English:http://www.clearwisdom.net/html/articles/2011/9/18/128180.html)


明慧ネット:jp.minghui.org