文/柯秀微
スイスに来てから、文化、食物、生活など、様々な違いの中で、私の健康に大きな問題が現われました。甲状腺が腫れ、眼球が突出し、身体がむくみ、階段を上がるときも息が苦しくなりました。ある日、私は座禅した後、目を開けると、自分の眼圧が小さくなったと感じ、鏡を見ると、確かに目が元に戻ったと分かりました。以前、私は医者に「甲状腺の腫れは手術をするか、薬を服用すればしばらくは良くなりますが、再発しないとは言えず、特にその眼球が突出する症状は元に戻りません」と言われたことがありますが、私は大法を修煉することで、常人の医学で根治できない病気が完治したのを実証しました。目が治っただけではなく、坂道を楽に登ることができるようになり、人に後ろから押されているようでした。このように私は健康な身体、しかも以前より元気な身体を得ましたが、一銭も使うことはありませんでした。
法輪功の修煉を始めてしばらくした後、主人はある日私に「今日は上がったり下がったりして、こんなに忙しくて休まなくて大丈夫?」と笑って聞きました。このように主人に聞かれると、私は自分がこれほど元気になっていることに気づきました。さらに私に驚かせたのは、私は主人より早く眠り、しかも熟睡して一晩中ぐっすりと眠ることができ、起きるときには元気いっぱいでした。この変化はあまり大きかったです。さらに私は、体が浮き上がるかのように軽く、力も強くなりました。以前、私が開けられない瓶の蓋を主人が開けてくれましたが、今では逆になって、主人が開けられない瓶の蓋を私が開けています。
私は小さいときから手汗が酷かったです。ピアノの先生はいつも、ピアノの鍵盤に残った私の手汗を拭いていました。また、宿題をやるとき、手の下に必ずハンカチを置いていました。そうしないとノートが濡れてしまうからです。立掌のとき、手汗は下へ流れました。煉功した後のある日、私はバスに乗っているとき、手を拭こうとしましたが、「え? こんなに熱い天気なのに手汗が全くなく、かさかさでもなく、潤いがあるのが不思議」と気づきました。その後、手汗が無くなったのが分かりました。
私は家で座禅するとき、自分の足がどれだけ硬いのかが初めて分かりました。毎回、私は自分を励まし、少しずつ練習していけば、足の筋が柔らかくなると思っていましたが、なかなか出来ませんでした。主人は私が足を持ち上げながら泣いているのを見ていました。しかたなく、私はあきらめることにしました。
台湾に帰った後、始めて母親について煉功点に行きました。ある同修は「座禅できますか」と私にやさしく聞き、私は「できません」とはっきり答えました。するとこの同修は「やってみてください」と励ましてくださいました。同修たちの期待の中で、私は座って両足を組んでみると、座禅ができました。当時、私はとても驚き、自分が嘘を話していないと説明し、皆笑いました。
どの修派に属するのでしょうか? 最後、私は「法輪大法」を選びました。答えはこの門の中にありますから。十数年の修煉の中で、「性命双修」の功法がもたらした神妙な変化を私は実証しました。今、私はしっかりと歩み、人生の真の意義と目的にたどり着くようにしていきます。
(完)