山東省冠県の70代の法輪功修煉者・王素珍さんは、近頃3回連続して、現地の派出所の警官により身柄を拘束された。
2011年10月5日の夜10時頃、曹丁涛など冠県派出所の警官4人は、冠県の北環路の近くで法輪大法の真相を伝えるシールを貼っていた王素珍さんの身柄を拘束し、その際、王さんが所持していた大法書籍と懐中電灯を没収した。派出所で警官らは、王さんに向って金をゆすり取ろうとしたが、2時間後、家族が王さんの釈放を強く要求したため、王さんはようやく帰宅することができた。
翌日、警官らは再び王さんの自宅に押し入り、王さんに拇印を強制し、写真の撮影などを行った。そして警官らは「まだ終っていない、書類を読んだらすぐに来い」と言った。
9日の午前9時~10時の間、冠県派出所長・李延峰など4人の警官は、70数歳の王さんをパトカーに乗せて聊城病院へ送ろうとした。王さんは脱走しようとしたが、捕まえられた。警官は王さんを聊城洗脳班へ連行したが、聊城洗脳班に断られたので、王さんを冠県に戻した。午後6時に王さんはようやく家族に迎えられ家に帰ることができた。
警官・曹丁涛は、冠県冠城鎮派出所の臨時アルバイトとして、積極的に法輪功修煉者を迫害している。ある日、曹丁涛はタクシーの運転手が車の中で法輪功の本を読んでいるところを発見し、運転手を告発した。ここで曹丁涛に悪事を働くことを停止するように警告する。さもなければ将来、悪の報いに遭って後悔しても間に合わない。