文/中国黒竜江省の大法弟子
(明慧日本)
師父は近くにいらっしゃる
私は子供の時から、おばに大事に育てられて成人しました。修煉を始めてから、私はおばに言いました。「これからは私のことを気にかけないでください。師父のお導きがありますから」 しかし、おばは安心できず、よく私に会いにやって来ました。
ある日、私とおばが外出して用事を済ませた後、ある小料理店でビーフンを頼みました。私たちが座ると間もなく、店の女将さんが3人分のビーフンを運んできました。「2人分だけでいいですよ」と私は言いました。どういう訳か女将さんは言いました。「あなたたち3人が入って来るのを見たんです。どうして2人なんですか?」私たちはいろいろ説明しましたが、女将さんは3人だったと言い張りました。私は女将さんに尋ねました。「おっしゃっているその人はどのような人ですか?」「その人はお2人の後ろにいて、とても背が高く、灰色の服を着ていました」と女将さんは答えました。
私はそれを聞いて、すべてが分かりました。それは師父が縁のある人を救うようにと、私にヒントを与えてくださったのだと悟りました。そこで私は女将さんに言いました。「その人がどなたかご存知ですか? そのお方は私の師父です」女将さんは驚いて言いました。「これは本当になんと神々しいことなんでしょう! あなたは本当に幸運です」「あなたには見えたんですね。これはあなたにとっても幸せなことです。私の師父は大法を伝え、縁のある人を救ってくださっています。『法輪大法は素晴らしい』としっかり覚えていれば、生命に素晴らしい未来が訪れますよ」と私は言いました。女将さんがとても喜んでいたので、私は女将さんに三退を勧めました。
帰宅後、私はおば(おばも修煉者)に言いました。「おばさん、今日のことだけど、分かったでしょう? これからはもう心配ないから。師父が近くで優しく護ってくださっています。私たちには見えないけれど、これは本当ですよ」おばは感慨深そうに言いました。「うん、そうだね。師父が守ってくださっているから、私たちはみな平安です」
「どうしてあっという間に歩道橋の上に?」
何年も前のことですが、私は大法資料を四つの大きな包みに入れ、それらを手に提げて歩道橋を渡ることになりました。歩道橋に上がるには三つの踊り場を通らなければなりませんでした。1回では持ちきれないので、私は二つずつ上まで持って行くことにしました。
最初、二つの包みを二つ目の踊り場まで運んだ後、私は下に戻りながら考えました。「これは重すぎて、もう一度上まで行ったら、きっと耐えられないだろう」足元を見ると、靴紐が解けていましたので、私はしゃがんで靴紐を結びました。身体を起こして見ると、なんと、私と四つの包みがすべて歩道橋の上にあることに気づきました。
私はまったく信じることができませんでした。さっき、私はまだ歩道橋の下にいたのに、どうしてあっという間に歩道橋の上に来てしまったのでしょうか? 私は夢を見ているのではないでしょうね? 私は自分の皮膚をつねってみました。とても痛くて、これは夢ではありません。私は急に理解しました。これは師父が私を手伝ってくださったのです!
このことがあった後、資料を作ったり真相を伝えたりする時、どんなに難しくても、どんなにつらくても、どんなに面倒でも、師父の慈悲深い救い済度を思い出せば、どんな困難でも心にかけず、やっていけるだろうと私は思っています。
(続く)