(明慧日本)広東省陽江(ようこう)市に在住の法輪功修煉者・李聖瑜さん(48)は、2011年11月1日午後4時頃、自宅で陽江市610弁公室の警官ら8人によって、令状の提示もなく不当に身柄を拘束された。しかも、李さんの家はひどく荒らされ、多数の電化製品や現金、法輪功の真相資料などが没収された。現在、李さんは陽西県公安局治安留置場所に拘禁されている。
李さんが不当に連行された当日、李さんの妻は家におらず、善意ある人が李さんの家で起きた出来事を知らせてくれた。李さんの妻は、電話で李さんの2人の姉に夫を救出してくれるよう連絡した。そして、事件現場に駆けつけた姉たちは、手足をロープで縛られ、目にけがを負い、血が流れ出ている李さんの様子を見て、警官の暴力行為を強く指摘した。すると警官らは李さんの姉たちを大声で罵り脅迫した。周囲にいた誰もがこの騒ぎに憤慨し、警官らの違法性や逮捕の強硬手段を強く非難した。
李さんの妻は、それ以降家に戻ることができず、更なる迫害から逃れるため、放浪生活を強いられているという。
2005年正月にも、李さん夫婦は儒洞鎮派出所の警官によって不当に連行され、3年の労働教養を宣告されたことがあるという。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)