(明慧日本)天津(てんしん)市の法輪功修煉者・王瑞華さんは2011年2月26日、令状の提示もなく不当連行され、裁判を経ずに直ちに板橋女子労働教養所へ移送された。2011年9月、家族は収容施設の面会場所で王さんと面会したが、顔色が青白く疲れ果てた王さんの様子を見て、施設の中でどれほどの拷問が行われたのかを目の当たりにした。また、連行当日に警官らによる暴行やセクハラ、レイプ未遂の詳細が初めて王さんによって暴露され、迫害の残酷さに衝撃を受けた。以下は、王さん本人の証言に基づく真実の状況である。
連行当日、警官らは大港勝利派出所で、王さんに対して棒などで死ぬほど殴る蹴るの暴行を加えた。さらに、強引に王さんのズボンを脱がせ、レイプしようとした。また、深夜になると警官らは突然 王さんをレイプしようとしたが、王さんが力一杯抵抗し何とか警官の暴行をとめることができた。しかし、その後も王さんは警官に「レイプするぞ!」と脅されながら、数回にわたってセクハラ行為を受けた。王さんは翌日まで4回地面に押さえ付けられ、体の上に乗って裸にされる寸前となった。
王さんは信念を曲げなかったため不当連行・性的虐待・労働教養などの迫害を受け、心身ともに甚大な苦痛を嘗め尽くしてきた。また、収容施設で「立たされ続ける」「重労働を強いられる」「悪質な洗脳を強制される」「成分不明の薬物を飲まされる」など、数々の迫害によって精神的・肉体的ともにひどく傷つけられた。
一方で、家族は王さんの面会を求めるたび、王さんに法輪功を放棄することを説得させるよう強制されたが、家族はそれを拒否した。その報復手段として、施設側は王さんんに面会させないよう嫌がらせなどを加えた。