文/ワシントンD.C.の大法弟子
(明慧日本)ある日、中国と非常に緊密な関係にある組織が会議を開催することを同修から聞きました。彼らは中国の文化に非常に興味があり、中国文化に興味のある人は神韻を見る可能性が大きいと考えました。私は同修と一緒にこの会議に出ようと決意しました。会議の後、司会者の女性に自己紹介をし、神韻の資料を渡しました。司会者の女性は非常に喜んで、皆に配るよう勧めました。その後、私たちはまたこの女性と雑談しました。帰ってから、この女性は弁護士であり、この組織のメンバーであることを知りました。私たちは神韻をこの組織の中のすべての人に知ってもらいたいと思い、中国の文化をさらに知ってもらいたいと思いました。また中共が神韻を破壊しようとして、人々に公演を見ないように妨害していることを伝えました。この話を聞いた彼女は最初、非常に驚いていました。一部の事実を伝えた後、彼女は信じるようになり、組織の上層部の人に相談して全ての人が神韻を見に行けるように宣伝してもらえることになりました。
その後彼女は私に、中共の妨害がやはり起きたと伝えてきました。中共は彼らの組織に対して、神韻を見に行かないようにという書簡を送ってきたそうです。この組織の経営者は中共を敵に回したくなく、組織のメンバーが今後中国と貿易をする中で、不必要なトラブルを起こさないようにするため、組織内部の人に宣伝せず見に行かせないようにと決めたそうです。その話を聞いた彼女はこの経営者と話をして、経営者に正義を主張すべきであり中共に加担すべきではないと説得してくれました。さらにこの女性は、もし経営者がどうしても中共に頭をさげるのであれば、組織を脱退するとまで言いました。この女性は非常に正義感の強い人だと私は感じました。そこで私は彼女に中共の特性として、弱いものをいじめ強いものを恐れるので、あなたが弱くなればいじめられてしまうと伝えました。それを聞いた彼女はもう一度、経営者と交流したいと言ってくれました。
数日後、彼女は私に、神韻の宣伝をこの組織のウェブサイト上に載せることが決まったと教えてくれました。その後、この組織の中から何人かがチケットを買ってくれました。彼女の家族6人も全員、チケットを買ってくれました。
ある時、比較的高級なクラブのパーティで、見た目では60歳(すでに75歳になっている)ぐらいの年配の女性がいました。彼女は神韻のチラシを見ると、とても喜んで、気に入ってくれました。そして、必ず見に行きたいと言いました。数日後、私が彼女に会った時、彼女に法輪功について話しました。彼女はただちに法輪功をやりたいと言い出したので、私は法輪功のウェブサイトを彼女に見せました。彼女は、すぐに煉功したいと言い、さらに私を彼女の友人のパーティに招待し、私はその会議に参加しました。活動のあと、このパーティに参加した何人かが神韻のチケットを買ってくれました。
中国の旧正月の時、私はその年配の女性と、既に神韻を見たことのある彼女の娘さんを自宅に招待しました。彼女の娘さんはある公的機関で仕事をしており、私のために神韻をどうやって宣伝すべきかを沢山アドバイスしてくれ、スポンサーをどのように探すのか、さらにどうやってコネクションを作るのかなどを色々教えてくれました。まさに師父がおっしゃるように、「求めずに自ら得る」(『シドニー法会での説法』)のです。私たちの行なった全てのことは無駄にはなりません。師父は必ず、縁のある人々を私たちの所に導いて下さるので、私はただ行なうだけです。
師父は、『衆生からのご挨拶に感謝』の中で、「大法弟子は各地域、各民族の衆生が救われる唯一の希望です」とおっしゃいました。
私はいつもこれを読んでいます。師父と神韻芸術団がこれほど多くの時間と精力をかけて、これらの演目を作り上げてきたので、神韻が衆生を救う効果はほとんど100%と言えます。しかし満席にならなければ、本当にもったいないことです。私たちも師父に申し訳ないと感じています。ですから私は主流社会の衆生がいるところに行って、神韻を宣伝したいと考えていました。
クリスマス期間中、多くの教会で音楽会が行われました。音楽会に行く人は、たいていダンスと音楽が好きな人です。ある時私は自宅近くにある教会で行われた音楽パーティに参加しました。数百人が収容できる劇場内は満席で、彼らが身にまとう衣装も非常に上品な着こなしでした。どのようにしてこのような人たちに神韻を紹介できるか、と私は考えました。
パーティの後、私はホールに来ました。雑談をする中で会話の相手に神韻の宣伝をしました。多くの人々は神韻を聞いて感謝しながら、できるだけ見に行くと話しました。人々が帰ろうとしている時、私はまだ合唱団の人に会っていませんでした。この日は二回連続して音楽会があるので、私は会場に残ることを決意しました。私はホールの中を歩いていると、合唱団の人達が食事をしているのを見かけました。私はそこに行って、一緒に雑談をして、ついでに神韻のチラシを一人づつに渡しました。彼らはおおよそ楽団の責任者であるため、私は彼らに真相を伝えなければいけないと思いました。私は合唱団の指揮者の方に、この音楽会がとても好きだと伝え、できれば団員の皆さんに神韻をぜひ見て欲しいと伝えました。
(続く)