(明慧日本)香港旺角街に設置されている中国共産党脱党センターと法輪功の真相資料の配布拠点は2011年11月13日、2度にわたり暴力的な破壊行為を被った。犯人は逮捕された。この事件に関して、香港議会の議員、民衆らは次々と犯人の暴力的行為を譴責し、香港の既存の価値観を護るよう呼びかけた。
13日午後、犯人に破壊され散乱した旺角西洋菜街の脱党拠点の様子 |
13日午後、犯人に破壊され散乱した旺角西洋菜街の脱党拠点の様子 |
脱党拠点を破壊した犯人(中央) |
犯人の供述:「利益のためだ!」
目撃者の法輪功修煉者・葉さんは「昼頃、30から40才くらいの男がやってきて、全てのパネルやテーブルを蹴り倒し、修煉者・洪さんのみぞおちを殴りました。この暴挙を目にした修煉者はすぐに警察に通報して、犯人は駆けつけた警察に逮捕されました。犯人の態度は非常に横柄で、広東語で罵っていました。この犯人は中国籍であると警官は既に明らかにしました」と語った。
午後3時ごろ、もう1人の男がやってきて、横断幕やパネルなどを全て倒し、資料を地面に散らかした。なぜ脱党拠点を暴力で破壊するのかと警官に問いただされると、犯人は『利益のためだ!』と手振りしながら広東語で答えたという。
市民:「言論の自由を擁護し、暴力行為を厳しく処罰すべき」
やじ馬に集まり見物をしていた市民達は皆、この暴力行為を譴責した。ある市民は「彼を訴えてほしいです。捕まえて法廷に送ってほしいです。彼らは共産党に庇われて、どこに行っても手段を選ばず破壊活動をするばかりです。法輪功に対してだけではなく、どんなことに対しても同じ手法をとります。絶対に厳しく共産党を処罰してほしいです!」ととても憤慨した様子で話した。
外国から香港に戻った中年女性の李さんは香港の自由を非常に心配している。李さんは「言論の自由が無くてはだめです。彼らには良心がないのです」と語った。
「この暴力行為は香港の国際的な名誉を貶めました。恐ろしいです。どんな人がこのようなことをできるのか私にはわかりません」と、観光に来ていたスイス人 Stranさんはと語った。
議員:「真相が明らかになるまで追求すべき」
立法会議員・黄成智氏は「警察はこの事件を徹底的に調査すべきで、背後にどんな人がいても、真相が明らかになるまで追求すべきです。どんな組織であっても、手段を選ばず他人の自由を侵害してはなりません」と発言した。
立法会議員・梁耀忠氏は「最近、このような暴力事件が次々と発生していることを香港政府は真剣に考えるべきです。どんな人であっても、香港で犯罪を犯したら法律に追及されるべきです。警察は公正にこの事件を処理してほしいです」と述べた。
醜い本性をさらけ出した中共、末日の狂いか
法輪功修煉者・張さんの話によると今回、旺角の拠点を破壊されただけではなく、この2週間、各所である程度の破壊行為が行われており、当日の朝も他の拠点で破壊活動が行われたという。
香港法輪大法学会の代表・簡鴻章さんは事件について次のように語った。「法輪功修煉者の真相拠点、脱党センターは中共の法輪功への邪悪な迫害の真相を暴いていますので、中共にとって最も恐ろしい存在です。小学生を唆して脱党拠点を破壊しに来たり、食環署に圧力にかけて妨害しに来たり、暴徒を送り込んで脱党拠点を破壊させたりしたことまで、すべてが関連しています。実はこれらは偶然ではありません。これらの暴力行為は必ず市民と各界から譴責され、そして中共の末日の狂いを表しました」