文/ワシントンD.C.の大法弟子
(明慧日本)話している最中に、中年の女性がやって来ました。私は彼女のチャイナドレスを絶賛しました。彼女は指揮者の奥さんでした。私が神韻を伝えようとする心を見て、師父が彼女を私のところに来るよう按排して下さったとわかりました。私はその後、彼女と3回会いましたが、その後彼女を忘れていました。しかし神韻公演の最初の土曜日の午後4時過ぎ、彼女は突然私に電話をしてきました。そこで私はやっと、その女性の存在を思い出しました。しかし、まもなく公演が終わろうとしていました。このチャンスを失う訳にはいかないと思った私は、ただちに2枚のチケットを購入し彼女に、一緒に見に行きましょうと提案しました。その後、彼女はあるバイオリン奏者と一緒に神韻を見に行きました。このことを通して、私は「修は己にありて、功は師にあり」(『転法輪』)と悟りました。私達の心が要求されている状態にさえ達することが出来れば、師父は何でも助けてくださると思いました。
神韻の宣伝期間中、私は師父が常に私たちの身の回りで、私達を守って下さったと感じました。私達が正しく行えば、私たちが衆生を救うことできるように師父の法身が他の空間で、常に私たちが会いたい人々を導いてきてくださるのです。
時々私は自分自身に口実をつけて、衣装やアクセサリーを買ったりします。より多くの時間を衆生の救い済度に使っていませんでした。ある時、私は大きなアクセサリーの展示会に行きました。その中の物は、非常に良くて、非常に安かったのです。その展示会の中で私は数時間見て回りました。家に帰った後、棚からポタポタと水が漏れていることに気づきました。ただちに私には漏れがあり、多くの時間をショッピングセンターでうろつくわけにはいかないと思いました。
最近私は、いつも師父と法を信じるという問題について考えています。師父と法を信じることについて言えば、私達大法弟子の中で信じていない人はいません。しかしどれほど信じているのか、それは人それぞれです。100%信じるのか、それともそうではないのか、中国本土の大法弟子は毎日命の危険を顧みず、衆生を救っています。海外にいる私たちは、こんなに素晴らしい条件で世界最高レベルの公演を宣伝するのですから、難しいことはありません。チケットが売れないのは、私達が良くできていないからではありませんか。
師父は、『更なる精進を』で「あることについて皆さんは非常にはっきりと分かっています。つまり、この世界の歴史が今日まで続いたのは、大法弟子が衆生を救い済度するために残されたのです。この歴史は大法弟子を成就させ、皆さんの誓約を実現させるために存在しています。もちろん、これは皆さんの誓約と自分の約束を果たすということだけに関係しているのではなく、これは法を正すこと、宇宙の無量の衆生に関係しており、これほど大きなことなのです。皆さんが自ら行うべきことをしっかり行ったならば、三界内のすべてもしっかり行われたことになり、師父が法を正すときの妨害も少なくなります」とおっしゃいました。
私達修煉者は正念をもって、動じることなく精進しましょう。結果に執着しないようにしましょう。常人ですら、人事を尽くして天命を待つと言うではありませんか。私達大法弟子は、なおさら一念の重要性を分かっています。相は心より生ずるので、私達大法弟子が同じ方向へ向けて一緒に努力すれば、できないことはありません。私たちはただ、自分が100%の力を出して心を尽くし、協調し合い、より多くの衆生が神韻を観に来られるように行うだけです。
以上話したことは、同修の協調との助けがなければ、何一つできませんでした。私は必ずもっと精進し、神韻の宣伝に尽くしたいと思います。多くの人々に神韻を見に来てもらい、師父の慈悲なる済度を無にしないように正念をもって正しく行い、自分の誓約を果たしたいと思います。
師父と同修の皆さん、ありがとうございます。
(完)
(2011年ニューヨーク法会での発表原稿)