(明慧日本)河北省石家荘(せっかそう)市の法輪功修煉者・聶(じょう)鳳合さん(60歳女性)は、2011年10月21日午前11時ごろ、突然勤務先に侵入してきた上城派出所の数人の警官と西三庄の政府人員ら(すべて私服)により、いかなる証明書も提示されない状況下で強制連行され、「河北省法制教育センター」(実際は洗脳班)に拘禁された。
家族は非常に心配して、あちこち奔走して聶さんの状況を尋ねたが、中国共産党の人員は「知らない」と言うだけだった。聶さんの自転車を発見してから、ようやく行方が分かった。聶さんの夫はちょうど退院したばかりで、娘は体に障害があり、半身不随の母は世話をする人を必要としている。
聶さんは、1998年に法輪功の修煉を始めた。修煉してからの聶さんは、急速に病気の症状が消え、家庭も睦まじくなり、町内から職場まで、周囲からの評判が高い。しかし、1999年7.20以降、聶さんは何度も現地の警官に嫌がらせをされ、恐喝された。2008年7月13日、聶さんは上城派出所の警官に洗脳班へ連行されたことがあり、今年の夏、何度も嫌がらせを受け、今回再び連行された。
12年来、「河北省法制教育センター」で迫害された法輪功修煉者の数は枚挙にいとまがないほどで、無数の家庭が離散となった。近年、世間の人々の激しい非難の中で、洗脳班はすでに解体されたが、2010年4月から、また法輪功修煉者を迫害し始めた。この1年あまり、すでに数十人の法輪功修煉者が迫害に遭った。法輪功修煉者は自らの信念を堅持し、「真・善・忍」の宇宙特性に基づいて良い人を目指しているだけで連行され、洗脳され、残虐な拷問で「転向」を強制される。
どこへ「転向」させるというのか? 法輪功は「真・善・忍」を基準にし、中国共産党は「闘争哲学」、偽りを主張する。洗脳班の職員は家族に「転向すれば、釈放する」と言っている。これが中国共産党の広く宣伝している「法制社会」なのだろうか?
善と悪には必ず報いがある。ここで善良な人々に、中国で起きている迫害を制止するよう助けを求む。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)