(明慧日本)中共(中国共産党)当局は2008年5月24日、法輪功修煉者・王紅さんを不当に連行し、4年の不当判決を宣告したことで、同年12月末、王さんを遼寧省の本渓刑務所に送り込んだ。それ以来、王さんは収容施設で第一監禁エリアの大隊長・田勇の指示を受けた受刑者9人によって壮絶な迫害を加えられている。
同所には、修煉者への拷問を加えるために特製の小さい椅子がある。修煉者を迫害するために特別に作られたもので、王さんは60度の斜度がある板の椅子(5㎝幅)に座らされ、動かずじっと両足を閉じて腰をまっすぐ伸ばす状態で、頭の上に燃えたタバコがあった灰皿を置かれた。また、その時、王さんを監視員数人が監視しており、ちょっとでも動くと、すぐに足のかかとで胸を蹴る拷問を受けた。
拷問の実演:暴行
続けて、王さんは長時間にわたって椅子に座らされ、耐えきれず起き上がると、すぐに数人の受刑者に囲まれて心臓部を殴ったり蹴られたりした。また、板で首を叩かれ、血が出るまで壁にぶつけられ、深い傷が残るほど残酷な暴行を受け苦しめられた。
拷問の実演:冷水をかけられる
冬には、王さんは厳寒に晒されながら、すべての窓をあけて風通しの強い風呂場に立たされた。さらに、全身を裸にされたまま冷水をかけられて扇子で煽られ、凍えさせられた。こうして2時間おきに繰り返された。
王さんは2年にわたって拘禁され、大部分の時間は寝ることを許されず、24時間体制で監視され、睡眠をはく奪された。その影響で、体に数箇所の異常な腫れと脹らみが現れた。
大隊長は中共当局の法輪功への弾圧政策による各種の奨励に目がくらみ、受刑者を利用して全く良心の呵責もなく、王さんを迫害し続けている。