(明慧日本)安徽省の臨泉県裁判所は2011年11月18日午前9時ごろ、法輪功修煉者・王生力さん、馬玉玲さん、於租芝さん、袁小瓊さん4人に対して開廷したが、偽の証拠を元に裁判したため、その場にいた5人の弁護士はいずれも反論し、彼らの無罪を出張した。偽証拠のもとで開かれた裁判のため、返答に困った挙句に裁判を続けられなくなり、判決結果も出せず早々に閉廷すると宣告した。
2010年12月6日、上記当事者を含めて修煉者9人が警官らによって不当に連行された。その後、代宗林さん、張庭江さん、袁永民さん3人は労働教養所に入所を拒否されたため、釈放された。於祖芝さんは迫害を受けて高血圧や脳血栓を発症したため、執行猶予で家へ帰された。李春民さんは起訴せず釈放された。
情報によると、裁判当日、当事者4人で親族50数人が彼らを応援するため、裁判所の入口に集まった。当局も警官などで人を増やしたが、偽りの裁判のため家族側の正当性を恐れたためか、正門ではなくほかの小さい通りでこっそりと当事者を裁判所の中に送りこんだという。
法廷で裁判長は、起訴内容の一部に公訴人の質疑応答を求めたが、公訴人は自分の虚言を破られるとおびえながら、数人による会食を不当集会とした。そこで、弁護士5人は口を揃えて、彼らは法に背くことは全くないと強調し、無罪を弁護した。