(明慧日本)法輪功修煉者・李海涛さん(37歳男性)は2011年2月27日、北京市通県の地下鉄で見張っていた警官に強制連行されたうえ、家宅捜索や家財没収を強いられた。続けて、通県留置場での不当拘禁され1カ月経ったが、家族には知らされず、法的手続きもなく2年6カ月の労働教養処分を宣告された。そして、北京大興新集労働教養所に拘禁された李さんは、理不尽な迫害を受けて危篤状態に陥った。
李さんは同施設の第二隊に編入され、月に1度しか面会を許されなかった。2011年11月頃、面会した家族は、情緒的に不安定になり、ふらふらして体が極度に衰弱した李さんの様子を目にして、どれほどの拷問に耐えてきたのかを知った。そして、その迫害のひどさにショックを受け、一時出所による治療すら拒否された家族は、死亡の恐怖にさらされる中、現在もなお人権を蹂躙されている李さんの状況を大変心配している。
かつて、2006年8月26日夜、李さんは町で法輪功の資料を配布したため、東城区留置場で監禁された。そのうえ、家にあったパソコンなど没収され、懲役3年の不当判決を言い渡された。