(明慧日本)スウェーデンの人権団体「中国人権支援」(SHRIC)は世界人権デーの翌日、2011年12月11日、ストックホルム会議センターで「公平な貿易」に関するシンポジウムを開催した。彼らはシンポジウムを開催すると同時に、クリスマス市場でブースも設立し、中国で起こっている様々な人権侵害の現状を暴き、特に、欧米に輸出された多くの手工業製品が刑務所の良心犯によって作られたという事実を披露した。
当日は法輪功修煉者も招待され、活動に参加した。スウェーデンの法輪功修煉者の代表・李さんは、シンポジウムで自らの経験を語り、中共当局がいかに虚言を使って法輪功に罪をでっちあげ、その後法輪功修煉者に対して残酷な迫害を加えたとの真相を暴露した。
法輪功修煉者は、「中国の刑務所で多くの法輪功修煉者が拘禁されています。『真、善、忍』を信条とする法輪功修煉者は当局に法的根拠もなく任意に拘禁され、拷問され、奴隷のように働かされています。海外に輸出された多くの中国製品は、実は法輪功修煉者や他の良心犯が作ったものです。つらい重労働を通して修煉者へ肉体的な迫害を加え、信条を放棄させようとするのは、中共の人権侵害の一つの手段です」と述べた。
「中国で法輪功修煉者が生体臓器狩りなどの悲惨な迫害を受けている」という真相を聞いた人々は皆、非常に驚いていた。シンポジウムに出席した多くの人々は署名を行い、中国で行われている人権侵害に反対した。