(明慧日本2011年12月25日)黒竜江省チチハル市鉄鋒公安支局・光栄路派出所の警官らは、2011年12月2日と12月7日、法輪功修煉者・楊傑さん、楊敏さん、劉守栄さん、会淑娟さん、王愛華さん、牛鳳欽さん、沈桂栄さん、李佩賢さん、李向栄さんなどを不当に連行した。そのうち、楊傑さんと王愛華さんは警官に殴打されたという。
12月2日午前8時頃、光栄路派出所の副所長および2人の警官らは、楊傑さんの自宅に不法侵入し、パソコンなどの私物を没収した。さらに楊さんの髪の毛を掴んで殴る蹴るの暴行を加えた。そのため、楊さんはその場で意識不明になり、病院に搬送されて応急手当を受けた。
その期間、楊さんの姉・楊敏さんと、楊さんの家を訪ねてきた劉守栄さん、会淑娟さん、王愛華さんも相次いで不当に連行された。警官らはこれらの法輪功修煉者の家宅捜索を行い、多くの私物を没収した。
王愛華さんは、派出所で警官の野蛮な行為に抵抗したため、ガラスで指が切れた。血だらけの王さんが100メートルほど走りだしたとき、追いかけてきた警官に倒され、ひどく蹴られたため動けなくなった。
現在、王傑さんと王愛華さんは重体のため一時釈放されたが、楊さんの家族は4000元の現金をゆすりとられた。2人は骨折していて、血尿と腹部の激しい痛みで身体が非常に衰弱している。
12月7日午前8時、光栄派出所の警官らは法輪功修煉者・牛鳳欽さんの自宅に不法侵入し、捜査令状の提示もなく家宅捜索を行った。また、パソコン、ノートパソコン1台、『転法輪』3冊、『洪吟三』2冊、MP5プレーヤー2台、USBメモリ1個などを没収した。また9時頃、沈桂栄さん、李佩賢さん、牛さんおよび牛さんの娘・李向栄さんを光栄派出所まで不当に連行した。
情報筋によると、今回の迫害は前々から企てられていて、李佩賢さんは数日間尾行されていたという。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)