【明慧日本2011年12月28日】湖南省寧郷県に在住の自営業の周景成さん(51)は1996年に法輪功を始め、それ以来ずっと「真・善・忍」の教えに従って金銭の寄付などで人を助け、熱心・正直・善良な人柄は近所の人々に知られていた。しかし、1999年7.20以降、法輪功が中共(中国共産党)によって弾圧されて以来12年間、周さんは中共当局による不当連行・残酷な拷問・悪質な洗脳・人権の蹂躙など、様々な迫害を加えられ、8回もの不当拘禁と2回の労働教養を強いられ、数回にわたって瀕死状態になるまで拷問された。
2004年9月、周さんは町で人々に法輪功の真相を伝えたという理由で、懲役6年の不当判決を受け、湖南省網嶺刑務所へ移送された。周さんは2010年9月頃まで監禁を強いられ続け、2007年7月に亡くなった母親の死に目にさえ会うことができなかった。母親は息をひきとる寸前、息子の名前をつぶやきながら、無念の思いを抱いてこの世を去ったという。
2011年8月20日、周さんは法輪功の真相資料を配布していた時に、悪意を持った人に通報され、寧郷県留置場に収容された。10月12日の裁判日、50日にわたって断食を続けていた周さんは普通に歩くことができなかったため、人に担がれて入廷した。法廷に立った周さんの痩せこけた様子は、施設の中でどれほどの拷問に耐えてきたのか、その迫害のひどさを物語っていた。その後、周さんは危篤に陥ったため、家族は各司法部門に対して、当人の釈放を何度も求めたが全て拒否された。
2011年12月中旬頃、周さんは610弁公室の指示によって懲役5年の重刑判決を宣告された。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)