【明慧日本2012年1月3日】私はいつも公園で人々に法輪功の真相を伝えています。2008年後半のある日、私は公園で足に障害のある男性を見かけました。私はいつものように、彼にも真相を伝え三退を進め、脱退させました。最後、この男性に2008年の神韻のDVDを差し上げました。後に私は、この男性がこの公園をよく訪れていて、某軍隊専属の衣装作り職人であることが分かりました。
それから20日後、私は公園でこの男性をまた見かけました。そのとき、男性はちょうど人々に「法輪功が私の足を治してくれました。神韻のDVDを観ただけですよ! とても不思議です!」と、意気揚々と話しているところでした。それを聞いて、私は思わず彼の足に目をやり、障害のあった足が普通の人と同じように歩けるようになり、完全に治っていることが分かりました。男性は公園で、人々に自分の不思議な体験をすでに数日間も話し続けていたそうです。男性は私を見つけると、私に感謝の気持ちを伝えました。私は「私の師父に感謝してください! 私はただ、師父の教えに従ってやっただけです」と言うと、男性は「法輪功の師父に感謝いたします! 法輪功の師父に感謝いたします!」と、心を込めて言いました。終わると、男性はまた、他の人に自分の体験を話しに行きました。
しばらくすると、いつの間にか公園に多くの警官がやってきて、その男性を逮捕してパトカーの中に入れました。そして、「ピンクのカバンを持ったお婆さんはどこだ?」と叫んでいました。自分を逮捕しにきたと悟った私はすぐに、ピンクのカバンを隣にいた知り合いの女性に渡し、孫娘をトイレに連れていくふりをし、逃げようとしました。すると孫娘はいきなり「お婆さんは自分のことしか考えていないですね!」と言い出しました。孫娘に責められて我に戻った私は「真相資料が入ったカバンを他人に預けてはいけない。危険を他人に押し付けてはいけない」と悟り、すぐにカバンを返してもらい、孫娘を連れて人込みに紛れ、公園の出口に向かって行きました。
しかし、公園の出口に近づくと、警官に見つかり「そこのピンクのカバンを持っている人、止まれ! 出たら駄目だ!」と言われました。私が「私は何か違法なことでもしましたか?」と問い詰めると、警官は「カバンをこっちに渡せ!」と命令しながら、手を伸ばしてきました。私は「やめて下さい!」と拒絶し、周りは一瞬にして緊張感に包まれました。
ちょうどこの時、幹部らしい警官が近寄ってきて、私を人の離れたところに連れていき、「公園であなたを数日も待ち続けていました。警察が怖いですか?」と聞かれました。私は「あなた達は最も不憫で可哀想な人達です。法輪功についての真相が分からないまま江沢民に騙され、悪事ばかりを働き、横領したり情婦を作ったりして、悪事は数え切れません。特に法輪功への迫害に加担することは最も悪い事です。こんなことばかりしていて良い報いが訪れますか? 国民が中国共産党を罵倒していることを皆は知っているのでしょう?」と答えました。
すると、彼は「私もよく公園に来ます。あなたが神韻のDVDを配っているのをよく見かけました。あの障害者の男性のこともよく知っています。彼の足が治ったと聞きましたが、本当に神韻のDVDの鑑賞のおかげなのですか?」と聞いてきて、「間違いはありません!」と私は答えました。すると彼は「私の家内は寝たきりになって数年も経ちました。私にも神韻のDVDをくれませんか?」と言い出し、私はやっとこの騒ぎの真意が分かりました。私はすぐに「DVDが欲しいからと言って、こんな大掛かりな騒ぎまで起すことはないでしょう!」と話すと、彼はすぐにその男性を釈放し、謝罪しました。その後、彼は私から神韻のDVDをもらい、部下を連れて立ち去りました。
それから、私は公園にやってきた彼の部下から、彼が公安局の局長であることを知りました。私は局長に招かれて彼を訪れると、局長は神韻のDVDをもらった日の夜のことを話してくれました。局長の話によると、彼は近親にあたるすべての親戚を嫁の実家に集め、一緒に神韻のDVDを鑑賞しました。そして、1枚目の神韻のDVDの放映が終わると、彼の妻は自分の力で歩き出し、DVDプレーヤーに近づき、2枚目のDVDを入れ替えたそうです。その場にいた親族は皆、目の前で起きた奇跡に驚いたそうです。当時、彼の妻は親戚に指摘されて初めて、数年間も寝たきり状態だった自分が歩いていることに気づき、感動を抑えきれずに涙を流したそうです。その後、皆は感激しながら神韻のDVDを終わりまで鑑賞したと言いました。
そこで、私は法輪功についてさらに詳しく説明し、局長に三退を勧めました。すると、彼は「私と親戚と友人を合わせて数10人がすでに三退をしました。多くの同僚をも三退させました。目の前で大法の素晴らしさを体験しましたので、私も修煉をしてみたいです」と話しました。後に、私は彼に大法の書籍『転法輪』をさしあげました。それ以来、彼の家族だけでなく、親族や友人及び同僚まで多くの人たちが大法を修煉し始めたそうです。