【明慧日本2012年1月3日】武漢市の法輪功修煉者・戴徳珍さん(70代)は法輪功を修煉しているという理由で、繰り返し地元当局から理不尽な迫害を受け続けてきた。下記は2011年に、戴さんが受けた迫害状況の一部である。
9月16日午前、高齢の戴さんは買い物の途中に、不当に梅苑派出所の警官により拘束された。さらに不法な家宅捜索を受けて法輪功の関連書籍や現金などを没収され、家を荒らされた。翌日、戴さんは東西湖二支溝労働教養所へ移送され、15日間監禁を強いられた。
10月4日、戴さんは武昌区楊園洗脳班へ移送される途中、脱出することに成功したが、家に帰ることが出来ず放浪生活を余儀なくさせられた。また、このことは当局の恨みを買い、当局は武昌区付近の修煉者を対象に嫌がらせや脅迫などの迫害を行うようになり、特に戴さんの家族と友人は、一連の迫害により恐怖に怯える生活を強いられた。
11月1日、戴さんは警官に捕まり、楊園洗脳班に収容された。戴さんを知る誰もがこの迫害に憤慨し、警官らの違法性や迫害の卑劣な手段を強く非難した。
楊園洗脳班は多数の修煉者を拘禁し、残酷な迫害を行うことで知られており、狂暴な暴力や各種の手段による人格の侮辱、拷問器具による拷問などで、法輪功修煉者を迫害している。また洗脳班では、修煉者に毒物が混入した食べ物を与え、精神と肉体に極限の苦痛を与えるために睡眠時間をはく奪し、密閉した小部屋で法輪功を中傷する洗脳ビデオや法輪功を批判する文章を見せ、数々の洗脳、転向を目的とした卑劣な手段で修煉者の意志を破壊しようとしている。
拷問の実演:灌食、スタンガン、吊るし上げ、死人ベッド、薬物注射、暴力、転向書への強制捺印など
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)