【明慧日本2012年1月4日】山東省に在住の法輪功修煉者・張春明さんと妻の趙金瑞さんは、2003年に法輪功を修煉して、心身とも全快した。しかし、慶雲公安局と徐元子派出所の警官らに何度も嫌がらせをされたため、やむなく故郷を離れた。そして徳州市に転居し、果物屋を経営して生活を維持していた。
2011年7月、徐元子派出所の警官は張さんの母と弟に、「張と趙はお金を払えば、終わりにしてやる」と言った。だが、張さん夫婦は仕事で忙しいため、行けなかった。その後、慶雲県と徳州市の警官らは張さん夫婦のところへ行き、2人を不当に連行しようしたが、張さん夫婦はちょうど出かけて不在だった。警官らは家宅捜索を行い、張さん夫婦は再び流浪生活を余儀なくされた。
9月20日、趙さんは友達の劉金強さん夫婦と徳州市へ買い物に行き、帰り道で尾行された。德州市德城区公安局国保大隊の4台の車に止められ、3人とも徳州市留置場に連行された。
その後、趙さんは順に寧津県留置場、德州心悦ホテルの洗脳班に移送された。数日後、警官らは趙さんの家族に数万元を巻き上げた後、趙さんを釈放した。趙さんが釈放された後、慶雲県の警官らは趙さんに嫌がらせをして、張さんの行方を尋問した。
2011年12月15日、張さんはアルバイト先で、慶雲県公安局と610弁公室の警官らに連行され、現在、慶雲留置場に拘禁されている。
張さんが連行された前日、慶雲県の警官らは張さんの家に押し入り、趙さんの携帯電話のカードを奪った。
張さんが連行された後、家族は心配で何度も面会を要求したが、毎回拒否された。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)