【明慧日本2012年1月4日】四川省資陽市に住んでいた法輪功修煉者・呉義華さんは、610弁公室によって同市二娥湖洗脳班でひどい拷問や毒物による迫害を加えられた。そのため、2011年12月12日に突然急死した。享年わずか40歳過ぎであった。
拷問の実演:不明な薬物を注射される
2010年10月12日、元医者の呉さんは自営の診療所で7,8人の警官によって大量の家財をはく奪され、強制連行された。そして、二娥湖洗脳班で転向を目的に拷問や睡眠のはく奪、各種の拷問を受け苦しめられた。また、拘禁された間、中枢神経及び内臓を破壊する毒物を入れた水を飲まされたことで、腎臓性高血圧と尿毒症を引き起こした。そのうえ、法輪功を誹謗したり、汚い言葉で法輪功を罵ったりし、呉さんにプレッシャーをかけ、思想改造の文章を書かせた。
2011年3月、呉さんは家に帰ってからも顔を見ても知人さえ分からないほどやつれて見る影もなく、骨と皮ばかりに痩せこけ、体が極度に衰弱した状態が続いていた。そのうえ、眩暈の症状も多発し、いきなり失神して倒れ、24時間ずっと昏迷した状態で死んでいたかと勘違いをされたこともあった。呉さんは迫害を逃れるため、家を遠く離れて放浪生活を余儀なくされた。
2011年12月12日、呉さんは賃貸の部屋で危篤に陥ったが、誰もそばにいなかったため、緊急治療を受けずに死亡した。結局、同日、呉さんの親族たちは迫害死の真相を隠蔽され、不審者の手配によって、何の手続きもなく遺体は慌しく火葬された。