【明慧日本2012年1月10日】山東省招遠(しょうえん)市に在住の法輪功修煉者・張桂好さん(48歳男性)は2011年11月11日、自宅で同市国保(国家安全保衛)大隊の私服警官に不当に身柄を拘束され、洗脳班に拘禁された。同月30日、張さんは洗脳班で迫害され死亡した。情報筋によると、12月1日、張さんへの迫害に加担した関係者らは、洗脳班で秘密の会議を開いた。その後、張さんの家族に張さんの死を知らせたという。
生前の張桂好さん
張さんは正義感があり、正直な性格で、一人暮らしをしていた。11月11日午後3時ごろ、警官3人と身分不詳の女1人が2台の車に乗って張さんの自宅に来た。4人は張さんを不当に連行し、張さんの家の家宅捜索を行い、パソコン1台と法輪功創始者の写真などを没収した。
その後、張さんの家族は洗脳班を訪ね、張さんとの面会を求めたが、拒否された。
嶺南金砿洗脳班は、警官が24時間厳重に見張られている。洗脳班の2階の東側に「拷問室」があって、その部屋には特製の鉄の椅子(手足かせがついている)が置いてある。警官はその椅子を使って、いつも法輪功修煉者に対して拷問を行っている。警官は法輪功修煉者を椅子に縛り、スタンガンで電気ショックを加えたり、木の棒やひもで殴打したりして、やりたい放題に暴行している。法輪功修煉者・姜麗英さんはこのような拷問を受けて死亡した。この洗脳班では、ひもで法輪功修煉者の全身を縛る、睡眠のはく奪、宙づり、不明薬物の注射、皮靴で足を踏むなどの拷問を行っているという。
拷問の実演:スタンガンで電気ショックを加える |
拷問の実演:ひもで身体を縛る |
2001年から10数年来、嶺南金砿洗脳班は、数人の法輪功修煉者を拷問により死亡させた。法輪功修煉者に対する残酷な拷問が1日も休むことなく行われてきたという。
山東省招遠市の嶺南金砿洗脳班
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)