【明慧日本2012年1月17日】1999年7.20以降、法輪功が中共(中国共産党)により弾圧され始めて以来、成都金琴路小学校の元教師・劉暉さん(40)は中共当局から一連の迫害を受け、労働教養や留置場での拘禁など、合計で10年ほどの獄中生活を強いられ、各種の拷問を受けて人権を蹂躙された。
かつて当局は、洗脳班から釈放された劉さんが仕事を探していた時、戸籍謄本の発行禁止令を出し、劉さん一家を苦しめた。2011年、劉さんは繰り返し職場の文学部門や学校に、教職への復帰や給料の支払い停止を解除するよう申し出たが、610弁公室の指示によりいずれも拒否された。
また、劉さんは2011年12月14日夜9時頃、法的手続きも経ず、家族にも知らされないまま、秘密裏に身柄を拘束された。そのため、劉さんの家族は2012年1月頃にようやく劉さんの行方を知るまで、各地で繰り返し劉さんを探していた。
拘禁中、劉さんは30日間連続で断食を続け、迫害に抗議した。しかし、劉さんの家族は施設側へ劉さんの状況に尋ね続けたが無視され、面会も拒否され続けた。
現在、劉さんの家族は、深刻に人権を蹂躙され生命の危機にさらされている劉さんを非常に心配し、当局により罪もなく劉さんが殺害されるのではないかと案じている。
劉暉さん
また、劉さんの知人で教師だった徐芝蓮さんは、法輪功への弾圧政策のもと、法輪功の修煉の放棄を拒否したという理由で、壮絶な迫害を受けた末、撫琴派出所の警官により銃殺された。
徐芝蓮さん
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)