【明慧日本2012年1月18日】遼寧省大連市の法輪功修煉者・尹明利さんは、当局によって不当に大連労働教養所に拘禁されており、現在尹さんは断食を行い、迫害に抗議している。家族は尹さんとの面会を要求したが、理由もなく拒絶された。
2011年6月29日、法輪功修煉者・尹さんは不当に身柄を拘束され、一時音信不通になった。当局は家族に対し何の説明もせず、法的な手続きも一切なかった。8カ月が経過した後、家族は尹さんが大連の労働教養所に不当に収容されていることを知った。労働教養所では、法輪功修煉者に対して「転向」を強要し、修煉を放棄させようとしており、尹さんを始め、収容されている法輪功修煉者は数日前から、「転向」に反対するため、断食を始めた。
2012年1月10日午前、尹さんの妻は休みを取り、娘を連れて労働教養所へ尹さんに面会に行ったが、警官番号・2122035の警官から不当に拒否された。現在、尹さんの健康状態は全く分からず、家族は非常に心配している。翌11日、妻は再び面会を要求したが、依然として拒否された。
尹さんが連行されてから、すでに半年が経過した。娘の小学校への入学費用や生活費など、全ては妻の僅かな収入に頼るしかない状況である。また、もうすぐ旧正月である。借りている部屋には暖房がなく、幼い娘の小さな手は氷のように冷たいという…。
現在、大連労働教養所第二大隊に不当に拘禁されている法輪功修煉者は尹さんのほかに、王恩平さん、鞏(コン)発久さん、孫政運さんなどがいる。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)