【明慧日本2012年1月20日】甘粛省天水市に在住の法輪功修煉者・王梅英さん(60代女性)と趙富強(50代男性)さんは2011年8月10日夜、秦安県で法輪功資料を配布していた際、共産党当局の法輪功を誹謗中傷するデマの宣伝を信じていた村民らに囲まれ、通報された。そして、2人は派出所で身柄を拘束され、秦安県留置場へ移送された。
連行の翌日、秦安県の派出所は令状の提示もなく、王さんと趙さんのの自宅へ駆けつけ、いずれも当人の家の窓ガラスを壊して室内に強行突入し、家を荒らしまわったうえ、一部の家財を没収した。
王さんの夫・張潤さんも法輪功を修煉しているとして、当局の弾圧政策によって迫害され、労働教養を強いられた。刑期満了となり、家へ帰されてまもなく、それまで受けた迫害によって目に障害をきたし、結局、目が完全に見えなくなり視覚障害者となった。しかし、王さんは、介護が必要な夫を残したまま当局に強制連行されて以降、夫は自力で生活ができなくなり、苦境に陥っている。
修煉者が自らの体験や法輪功の素晴らしさ、中共により法輪功が迫害されている実態を伝えることや、『真・善・忍』を信じることは、法律を犯していない。彼らは「真・善・忍」の教えに従って、家庭では家族と仲良く暮らし、職場では仕事をよくこなし、社会ではルールを守るよい公民となり、これらの行為はまったく犯罪行為ではない。法輪功への迫害を一刻も早く停止させるよう国際社会に呼びかける。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)