【明慧日本2012年1月24日】山東省イ坊市に在住の徐清昌さんは32歳の時の正月に、突然脳梗塞を患い1カ月間入院し、治療費に1万元(約14万円)を払った。しかし退院後も、階段の昇り降りは妻に支えられなければならなかった。当時、徐さんの家には母親(70代)と息子(3歳未満)がいたが、徐さんはどうすることもできなかった。
その後、徐さんは友人の紹介で、法輪功の修煉を始めた。しばらくして徐さんは、定期的に薬を服用し年に2回は注射をしていた体が健康になり、気性も穏やかになった。徐さんの妻も修煉を始め、患っていた胃病が治った。
しかし、1999年7.20以降、徐さんは繰り返し地元警察から嫌がらせを受け、法輪功の修煉を放棄するよう脅迫された。徐さんの家は、何度も真夜中にドアを叩かれ、それに驚いた徐さんの母親は、病気になってしまった。
2000年11月、警官らは徐さん夫婦を月城鎮政府のある部屋に監禁し、2人をゴムパイプで殴打した。2人は拘禁されてから1カ月後、2千元(約2万8千円)を脅し取られた後、釈放された。
2005年、徐さんは再び警官らに不当に拘束され、イ坊市新華路の洗脳班に拘禁された。警官らは徐さんの家族に5000元(約7万円)を払うよう要求したが、家族は5000元を持っていなかったため払わなかった。そのため、徐さんは3カ月拘禁された。徐さんの母親は心配のあまりご飯ものどを通らず、家族と共に洗脳班に行き、徐さんを釈放するよう強く要求したため、徐さんはようやく釈放された。釈放される際、徐さんは何ら法的根拠なく拘禁されていたにもかかわらず、拘禁期間中の食事代を請求されたという。
2012年1月5日午前9時、イ坊市望留街望留屯の書記・周学忠は、望留派出所の関係者とともに、徐さんの店に侵入し、爆竹があるかどうかを調べるという理由で徐さんを不当に連行した。また、徐さんの家にあった李先生の写真と法輪功の関連書籍、パソコンなどを没収した。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)