【明慧日本2012年2月3日】湖南省に在住の黄立英さん(48才女性)は、チン州市あるタバコ工場の元従業員である。職場でまじめに勤めていた黄さんは、職場から高い評価を得ていた。しかし1999年7.20以降、黄さんは法輪功を修煉しているという理由で、当局から何度も迫害された。黄さんは労働教養3年を言い渡され、会社も解雇された。最近、黄さんは再び身柄を拘束されて洗脳班に移送され、迫害を加えられた。
洗脳班に拘禁
2011年10月17日午前、黄さんは自宅でチン州市の610弁公室、維穏弁公室、総治弁公室および公安局と自称する人たちに不当に拘束され、チン州市北湖区にある中国共産党の党学校の洗脳班に拘禁された。
同洗脳班は「法制教育育成センター」の看板を掲げているが、実際には610弁公室に所属する刑務所である。施設内では法輪功修煉者に対して暴力が振るわれ、修煉者の自由も制限されている。
黄さんは勤め先に電話をかけることを求めたが、拒否された。黄さんは「もし会社が私の行方を知らなければ、警察に通報するかもしれない」と言ったが、洗脳班側は「大丈夫。どうせ通報してもこっちに回されて来るから」と返事した。結局、黄さんは半月程拘禁された。
以前に受けた迫害
2000年、黄さんは法輪功を修煉してから、自らがどのように受益したか、真実を伝えるために上京した。しかし、黄さんは中共当局の関係者に拘束され、チン州市に連行されて洗脳班に拘禁された。
2003年5月16日、黄さんは法輪功の真相資料を配ったという理由で、チン州市公安局に労働教養1年を言い渡され、湖南株洲白馬ロン女子労働教養所に拘禁された。
2004年7月1日、黄さんは法輪功の真相資料を配布したという理由で再び連行された。黄さんはチン州市蘇仙区法院に懲役3年の判決を言い渡された。その後、湖南長沙女子刑務所に3年間拘禁された。期間中、黄さんは会社側から無断で解雇された。