【明慧日本2012年2月3日】師父は「なぜならわれわれ法輪大法の修煉は、向上が速く、次元の突破も速いからです」(『転法輪』)とおっしゃいました。私は煉功して1カ月も経たないとき、体や掌がいつも熱い感じがしました。特に発正念のとき、このような感じが強くなり、掌から下腹部、頭から全身に至り、体の全てがエネルギーに包まれました。私の左足の親指の爪は黒くて、0.5センチ程の厚さで、肉とくっついておらず、何十年もこのままでした。爪甲真菌症というのですが、私にはよく分かりませんでした。しかし、煉功して暫くすると、爪がはがれ落ち、新しい爪が生えてきました。爪は肉に付着し、黒い爪ではありませんでした。大法が正しくない状態を治してくれたのです。大法を学ぶ前には、冬になると頚椎病変、五十肩、腰の痛みがいつも出てきましたが、今年の冬は全くありませんでした。大法以外では、このような不思議な効果は得られません。
ある夜、集団学法のとき、ある同修が留置場で迫害されて死亡したことを聞き、怖れる心が出てきました。翌日の昼、1人の年配の同修に、どうやって怖れる心を取り除くのかと聞きましたが、同修は何も言いませんでした。私は午後、仕事が終わって家に帰り、戸棚から『精進要旨』を取り出しました。本を出した時、指が本の中に入り、開けて見ると「白日の下に曝け出す」のページでした。「恐れている人がいますが、何を恐れているのでしょうか? 弟子たちよ! ある人が羅漢まで成就した時、心の中に恐れの念が生じて落ちてしまった。というわたしの説いた話を聞いたことがあるのではありませんか? いかなる常人の心であろうと、すべて取り除かなければなりません!」の文章がありました。実際のところ師父がおられ、法があるのに、何を恐れるのでしょうか?
修煉し直してからもうすぐ1年経ちますが、この1年近くの間に、短い間隔で様々なことが現れました。体の苦痛もあれば、心性の関門もありました。これらは師父が私を救うために早く業を返済させておられるとわかりました。時間は私たちにとって、本当に緊迫しています。他の同修に比べると、私の修煉は法が要求する基準とはほど遠く、正法の進展についていけておらず、大法に対する認識はまだ表面の感性の認識に留まり、洪法や人を救い済度することをほとんどやっていませんでした。時に常人が大法を中傷する場面に立ち会って、心の中で激怒しても、どうやって大法のために公正な一言を言えばよいのかわかりませんでした。師父に対してほんとに申し訳ないことでした。
以上のことを書いたのは、ただ一つのことを伝えたかったのです。私のように修煉を止めて、止めてからまた修煉し直したような不合格な弟子では本当に駄目です。それでも師父は私を見捨てず、私にもう一度修煉する機会をくださいました。私は佛恩浩蕩(仏の恩は広くて大きい)の意味を本当に深く感じました。私のように、以前修煉をしてやめた後だとしても、再び修煉の隊列に戻って来てください。偉大な師父は私たちを嫌うことなく、私たちを大切にしてくださいます。実際に師父は私たち自身よりもっと私たちを大切にしてくださっています。
あなたは今40歳か50歳、あるいは70歳か80歳かもしれませんが、昔のことを振り返ってみると、まるで昨日のことのようです。2011年はもう過ぎ、この1年間は一瞬のようでした。人生はなんと短いのでしょうか、これほど多くの修煉者がここまで来たのに、私たちは落ちてしまいました。もしある日、正法の流れがやって来たら、一番後悔するのは私たちに決まっています。私たちは大法に出会いましたが、後天の様々な観念や業力で先天的な私を埋めて、学法をゆるめ、大法を大切にしていませんでした。私たちの体を浄化するために業力を背負ってくださり、修煉の道を苦労して用意してくださった師父を失望させてしまいました。これは私たちの痛恨の極みでした。
以前、十数年も修煉しましたが、修煉をやめた同修に会ったことがあります。彼女をとても気の毒に思いました。どうして千万年にも会えない宇宙の大法を大切にしなかったのでしょうか? もし次の一刻で正法が終わったら、そのときの気持は想像もできないでしょう。
このことを言う資格はないと私にわかっています。でも、これは私の心からの呼びかけです。昔の修煉の隊列に戻り、大法の中に戻って、師父のそばに帰りましょう。師父の法船に乗って、三つのことをしっかりと行ない、円満成就して師父について帰りましょう。
(完)