【明慧日本2012年2月9日】上海市の警察は2012年2月1日、許可もなく突然、法輪功修煉者・張懿さん(34)の家に立ち入り、令状の提示もなく張さんを強制連行した。さらに、家族の反対を押し切って電気製品など一部の家財を強制的に没収した。当時、近隣所の住民がこの騒ぎに驚き、警官らの違法性や逮捕の強硬手段を強く非難した。
連行の翌日、張さんの友人・胡鐘天さんは、張さんの家を訪れたとき、数人の警官に集団暴行を加えられ、手に大量の血が流れ出るほど重傷を負い、地面に倒れた。そして、パトカーの中に引きずり込まれて不当に連行された。
張さんは2007年1月に法輪功を習い始めて10カ月後、法輪功の潔白を訴えたため、1年の労働教養処分を科せられ、当時1歳未満の娘を残したまま上海女子労働教養所に収容された。その後、労働教養の期間が終了し、釈放後も張さん一家は依然として嫌がらせや監視、盗聴され続けた。
2010年2月、張さんは自宅から警官らに引きずり連れ去られた。周りにいた人々は、令状の提示もなく乱暴に市民を扱う警官らの違法行為を目にした。
2011年、地元の610弁公室は、張さんの一家を監視し、尾行、盗聴していた。
一家の生計の柱である張さんが拘禁されてから、残された5歳の娘は苦境に陥っている。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)