【明慧日本2012年2月14日】雲南省昆明市官渡区に住んでいた羅麗芝さん(39歳女性)と肖玉霞さん(49歳女性)は2012年2月7日、陸良県で不審者に強制連行された。翌日、羅さんは3人の不審者とともに帰宅したが、不審者らは羅さんに書類へのサインを強制したり、家宅捜索したり、法輪功の関連資料を没収したりしたうえ、家族の反対を押し切って羅さんを連れ去った。一方で肖さんの家も警官ら公安局7,8人に侵入され、法輪功の関連物など一部の家財を没収されるなど家をさんざん荒らし回された。また、肖さんの娘は没収品内訳と書いた書類に署名を強制された。現在、肖さんは行方不明になっている。
羅さんは2007年に法輪功を修煉するまで、喘息や鼻炎、婦人病、多種の病気を患い、数年来苦しんでいたが、修煉を始めてまもなく、病院へ通わなくなって健康が回復した。心身ともに恩恵を受けた羅さんの変化を目にした親戚、友人らは「真・善・忍」を信じることは心身の健康に良いと実感した。
肖さんは修煉する前に、持病を苦にして精神的にストレスがたまったことで、家族とよく喧嘩したりしていたが、1997年に修煉を始めてから、法輪功の「真・善・忍」の教えに従って自己を律して、家庭内暴力の問題も解決し、幸せな家庭を築き、人々に思いやりを持つようになり、楽しく温かい生活を過ごしていた。
2000年4月4日、肖さんは雲南省政府へ法輪功の潔白を訴えに陳情したことで、15日の拘留を強いられた。また同年7月、北京市天安門広場で不当に連行され、昆明市第二留置場に身柄を引き渡された。拘禁されて2カ月後、さらに雲南省大板橋女子労働教養所へ移送され、11カ月の労働教養処分を科せられた。