山東省:煙台市公安局の副局長による迫害事実(写真)

 【明慧日本2012年2月17日】棲霞市(せいか-し)及び周辺の県では、2011年8月29日から30日までに、煙台市公安局(警察)の副局長・都建軍の指示によって、多数の法輪功修煉者が不当に身柄を拘束された。被害者は少なくとも20数人に上っているという。

都建軍

 連行の初日、修煉者・馮翠栄さん夫婦、林国玲さん、孫倩静さんは、棲霞市公安局に身柄を拘束された。そこで彼らは殴る蹴るの暴行を受け、強圧的な尋問を強いられた。また煙台福山留置場へ移送されてからは、毎日16時間もの辛い強制労働を強いられた。

 迫害を実行した地元警察は、被害者の身柄を拘束した後、家宅捜索という名目で彼らの家に押し入った。彼らは家族の反対を押し切り、令状の提示もなく、まるで強盗のように大量の家財を略奪した。家族はこの行為の違法性を指摘したが、逆に暴力を振るわれた。

 今回の迫害により劉楽兵さん、毛英徳さん、姜叔英さん、楊翠英さん、林国玲さんなど、一部の被害者の被害額だけで何と20万元(日本円約250万円)近くに上った。さらに、劉さんは無実であるにもかかわらず、労働教養2年を宣告された。

 2011年10月、棲霞市の市民・衣京明さんは、目の見えない障害者であるにもかかわらず、弟の衣学明さん夫婦の釈放を求めたというだけで、警官らから重症を負うまで集団暴行を加えられた。結局、わずか数日後に、衣さんは自宅で首などに怪我と血の跡が残ったまま変死した。

 また修煉者・林国軍さん、馮運学さんは2011年10月に身柄を拘束され、同年11月21日、煙台市牟平区に在住の4人の修煉者・於秀華さん、於洪青さん、曹維玲さん、趙文凱さん4人も身柄を拘束され、煙台留置場に拘禁された。12月21日、秀華さんと洪青さんは労働教養1年を宣告された。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/2/14/253065.html)     更新日付:2012年2月18日