【明慧日本2012年2月24日】13カ国の法輪功修煉者とその支持者達は、国際ホロコースト記念日である2012年1月27日の12時～13時に、同時に各国駐在の中国大使館の前で、「法輪功への迫害に強く抗議する」という主旨の抗議活動を行い、国際社会の人々が、中国国内で、この瞬間にも行われている残酷な迫害に関心をもってくれるよう呼びかけた。

　この背景には、中国国内の法輪功修煉者が長年にわたり、中共（中国共産党）から組織的に迫害を受けているという事情があり、中国全土で、法輪功修煉者に対する家宅捜査・逮捕・監禁・拷問・虐殺・生きたままの生体臓器摘出、臓器売買などの迫害が横行している。しかもこの迫害政策は連座制であり、修煉者でない家族と会社の上司、町長、市長、知事まで責任を問われるため、全国民が無理やりに迫害に加担させられている。迫害の綿密さと残酷さは前代未聞であり、史上かつてない規模だという。

　今回、ラトビア、セルビア、クロアチア、ハンガリー、ルーマニア、ギリシャ、スロバキア、ポーランド、チェコ共和国、ボスニア、インドネシア、メキシコ、ブラジルの13カ国で抗議活動が行われた。

ラトビアの首都・リガで抗議活動を行う法輪功修煉者達

セルビアの首都・ベオグラードで抗議活動を行う法輪功修煉者

クロアチアの首都・ザグレブで抗議活動を行う法輪功修煉者

ハンガリーの首都・ブダペストで抗議活動を行う法輪功修煉者

ギリシャの首都・アテネで抗議活動を行う法輪功修煉者

スロバキアの首都・ブラチスラヴァで抗議活動を行う法輪功修煉者達と、応援に駆けつけた国会議員・オンドレイ・ドスタール氏（右）

　抗議活動中、中共による迫害に反対する署名も集められた。スロバキアのある老人は署名後、修煉者が感謝の言葉を述べると、老人は「当たり前のことをしただけです。共産党は悪すぎる。この世に存在してはならないものです」と答えた。