【明慧日本2012年2月26日】湖南省の呂松明さんは、湘潭電機工場の子弟中学校の歴史の教師だった。2001年と2007年に不当に連行され、それぞれ懲役5年の不当判決を言い渡された。また、益暘沅江赤山刑務所、常德津市刑務所、常德武陵刑務所に相次いで拘禁され、迫害された。
2011年5月、湖南省津市刑務所で、警官が囚人に指示し、袖で呂さんの口を締めて腕を頭の後ろにねじり、呂さんを引っ張って走らせた。それから、呂さんの歯が緩み始めた。5カ月後、歯がほとんど抜けてしまい、今は6本しか残っていない。
呂さんは迫害に抵抗したため、ほかの囚人に頭を捕まれ、壁にぶつけられた。頭に重傷を負い、不整脈が発症し、命の危険にさらされていた。主人らも「呂をもういじめられない、命が危険だ」と話していた。
2011年後半になって、警官らはやっと面会を許した。呂さんの家族は呂さんの弱り果てた様子を見て、怒りが込み上げ、検察院に訴えた。
2012年2月3日、呂さんは釈放された。