【明慧日本2012年3月8日】臨夏市では、2011年の終わりから現在まで、地元警察によって多数の法輪功修煉者が迫害を受けた。今回の迫害は、2011年12月18日から、臨夏州臨夏市と政県馬家堡など、周辺地区で法輪功の真相を伝えるための資料やDVDが大量に配布され、路上にも法輪功の真相を伝えるメッセージが大量に現れたという理由で行われ、各省、州、市町村の警察は、法輪功修煉者に対して嫌がらせ・尾行・監視・見張り・不当連行・拷問などの迫害を行った。
2011年9月頃、修煉者・呉華さんは自宅にいたところ、突然数人の警官が押し入ってきて、パソコン、DVDドライブ、DVDディスク、ソフトウエア、法輪功の関連資料などを没収した。その間、修煉者・祁蓮英さんと陳永森さんは、不当連行から抜け出そうとしたが、祁さんは捕まえられた。
近隣地区の一部の修煉者の情報を祁さんが所持していたため、修煉者・方さんの住所が突き止められ、修煉者・方さんも家宅捜索や家財没収の被害に遭い、パソコンやプリンタ、現金10,000元(約12万円)を脅し取られた。その後、呉さんと祁さんは釈放されたが、それ以来、他の修煉者の行方を追うために監視や尾行を受け続けた。
2012年2月10日、修煉者・石光平さんは祁さんとともに、町で身柄を拘束された。20日後、石さんは家へ帰されたが、現在、祁さんは未だに拘禁を強いられている。
2012年2月9日、呉さんは再び自宅で強制連行された。
2012年2月21日、臨夏市公安局は、陳さんを尾行したことで、他の修煉者の住所を知り、陳さん達を一斉逮捕した。陳さんは拘禁中、10日にわたって「虎の椅子」の拷問を受け苦しめられた。結局、陳さんは警察による尋問に一切応じなかったため、釈放された。
拷問の実演:「虎の椅子」