【明慧日本2012年3月12日】広東省広州市政府は2012年3月5日から、越秀区教育部に指示を下し、「総合実践活動(洗脳工作)」を口実に五年生の小学生を洗脳させ、法輪功を恨むようにさせている。その卑劣な手段とは、すでに広く国際社会に暴露された、中央テレビ局のでっち上げ「焼身自殺事件」の実況を放送することである。
越秀区教育部は、中共(中国共産党)政権の法輪功への弾圧政策において、物心つかない子供達に対して、この活動を行うたび、3つの学校で500人以上の五年生を洗脳していることが分かった。
実際、以前から、中共政権は小学校の教科書に法輪功を誹謗中傷する内容を入れている。「9年義務教育6年制小学校教科書」の『思想品徳』では、でっち上げの「焼身自殺事件」を強調する文章ばかりである。一般的に、これらの内容は普段あまり重視されてはいないものの、今回の迫害は子供の好奇心を巧みに利用し、課外活動としてビデオによる映像の形を通じて、子供の感情を利用することにより、法輪功への恨みを撒き散らしているため、より扇動的かつ欺瞞的である。
「総合実践活動」は、1999年7.20に法輪功が弾圧されて以来、ずっと行われてきた。2009年までに、被害を被った子供は、少なくとも20万人以上に上る。中国では何年も連続して小学校の教科書に載せられ、課外活動として行われており、子供に対する道徳教育の内容として、神を信じることが迷信と愚昧であると信じることが強要されている。それによって、強制的に無神論という価値観を樹立させようとしている。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)