【明慧日本2012年3月14日】河北省城郷建設学校の講師・孫涛さん(44歳女性)は法輪功を修煉しているという理由で10数年来、中共(中国共産党)当局から繰り返し迫害され、何度も拘束され、不当な労働教養を強いられた。孫さんは迫害から逃れるため、やむを得ず長期の放浪生活を強いられていたが、その間一方的に夫から離婚された。最近、孫さんは再び身柄を拘束された。
1999年7.20以降、中共は法輪功への迫害を開始した。同年10月、孫さんは北京に陳情に行き、不当に連行されて5千元(約7万円)をゆすり取られた。学校側も中共に加担し、孫さんの自由を不当に23日間制限した上、12月には、重過失を犯したという理由で孫さんを不当に解雇した。
2000年12月、孫さんは連行され労働教養を言い渡された。しかし身体検査で不合格であったため、教養所から入所を拒否され解放された。健康を回復した後、迫害から逃れるため、孫さんは3年間の放浪生活を強いられた。その間、夫は一方的に孫さんと離婚した。
2003年4月、孫さんは街頭で河北省の洗脳班に連行された。
2008年7月3日夜10時頃、地元警察は孫さんの自宅に押し入り、捜査令状などの提示がないまま、家宅捜索を行い、パソコン2台、プリンタ1台などの家財を没収した。孫さんは拘束され、1年3カ月の労働教養を言い渡された。収容期間中、孫さんは警官から殴られたり、罵られるなど、多くの残酷な迫害を受けた。ある時、ソンさんは暴行され、頭に大きなこぶが二つでき、鼻筋が青く変色したこともあった。
2012年2月25日午前、再び地元警察は孫さんの家に押し入り、不法な家宅捜索を行った。孫さんは、法輪功の関連書籍、パソコン、プリンタ、自家用車などの家財を没収された。また、その際、孫さんの家にいた友人・斉国琴さんも連行された。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)