【明慧日本2012年3月15日】山東省徳州市生まれの法輪功修煉者・巣剣欧さん(42歳女性)は、北京市で翻訳サービスを提供する会社を開き、7年ほど経営していた。しかし、2012年3月1日、北京市万寿路の育英学校の付近で「神韻芸術団巡回公演」を収録したDVDを配布していたところ、警察に家まで尾行された。そこで、家にいた同じく修煉者・珍珍さん(30代)とともに派出所へ連れ去られた。現在、2人は、労働教養処分を企てられている。
巣さんは一家の生計の柱で、そのうえ未成年の小学生と仕事をしていない夫を扶養している。国営メディアが流したデマにより、法輪功を敵視した夫から圧力を受け、長年のストレスの中でも、法輪功の「真・善・忍」の教えに従ってより良い人を目指した。中国の伝統的な道徳を守る女性として、巣さんは家庭では夫を尊重し、子供の面倒をよく見て、職場では仕事をこなし、優秀な社長として部下に信頼されていた。しかし、今回の迫害で巣さんが拘禁されてから、家族は苦境に陥り、会社の運営に困難を来した。
珍珍さんは、法輪功を習っているという理由で夫に一方的に離婚された。それ以来、5歳の子供と離れ離れの生活になった。連行の当日、偶然に巣さんの家を訪ねたところ、強制連行に遭った。