【明慧日本2012年3月17日】河北省行唐県の法輪功修煉者・石彦武さんが2012年2月28日、石家荘北郊刑務所(河北省第四刑務所から改名)で迫害されて亡くなった。享年40歳。石さんが生前に受けた迫害の詳細については、現在調査中である。
石さんは2002年5月に不当に10年の判決を言い渡されて、石家荘北郊刑務所に監禁され、度重なる迫害を受けていた。2012年5月に満期の予定だったが、2月27日、石さんの家族は突然刑務所から、石さんが危篤状態だという通知を受け取った。
石さんの家族が病院に駆けつけたとき、石さんはすでに昏睡状態であった。翌日の2月28日に石さんはこの世を去った。刑務所側は高血圧による脳幹出血と言い、石さんの家族が遺体を引き取ることを許さず、強制的に現地で火葬させた。事後、賠償金として、3万元を石さんの家族に渡した。
2002年3月、行唐県公安局の国家保安大隊(もとの政治保衛課)の隊長・呂国法と610弁公室は、法輪功修煉者らを尾行したり、待ち伏せしたりしていた。また、法輪功の修煉をやめた蓋春雲を買収して、卑劣な手段を使用して、法輪功修煉者・蓋振力さん、石彦武さんなぢを不当に連行し、パソコンなど、数千元相当の私物を没収した。公安局と留置場で、蓋さんと石さんは殴打され、塩水を強制的に灌食されたり、スタンガンで電気ショックを加えられたり、また革製の鞭で殴られたりし、四肢を四方向へ引っ張られるなどの拷問を受けた。
石さんと蓋さんはそれぞれ10年、12年の刑を言い渡され、河北省第四刑務所に送り込まれ、迫害された。