【明慧日本2012年3月22日】天津市津南区に在住の法輪功修煉者・張会英さん(66歳女性)は2012年1月2日、警察に身柄を拘束され、留置場に拘禁された。張さんは留置場で頭部を打たれて負傷し、出血した。その後、張さんは1年の労働教養処分を科された。
張さんは善良な農民で、かつて多くの病気を患い、治療しても良くならなかった。しかし、1997年に法輪功の修煉を始めてから、まったく治療することもなく、持病が完治した。そして、張さんは法輪功の信条に従い、善をもって人々と接し、いつも人のことを優先させ、周囲の人ととても良い関係を築いた。
2012年1月2日午前10時ごろ、張さんは人々に法輪功の素晴らしさを伝えるため、農産物市場で法輪功の資料を貼ったり、配ったりしていた。その時、法輪功の真相を知らない人に通告され、私服警官に身柄を拘束された。警官はその後、夫に電話をかけ、「おまえの妻が家の鍵を忘れたらしいので、早く家に帰るように」と言って騙した。夫が家に帰ってドアを開けた途端、警官らは令状の提示もなく、不当に家に侵入し、家宅捜索を行った。大量の家財だけでなく、家族全員の身分証明書、預金通帳、多くのカード類なども没収した。
その日の午後、家族は派出所に行き、張さんの解放を求めた。派出所の警官は「私たちは知らない。所長に聞きに行け」と言った。家族は所長に何度も電話をかけたが、電話はつながらなかった。家族はまた、張さんの案件を担当する警官にも電話をしたが、やはり同様だった。
家族は派出所でずっと待っていた。夜11時ごろになってやっと担当の警官が現れた。その警官は「張会英はすでに留置場へ送った」と言いながら、家族に張さんが着ていたコートと靴を渡した。そして、張さんの拘留証明書を出し、家族にサインを強要した。しかし、家族は拒否した。
張さんが拘禁されて13日目、派出所から家族に、「2日後、留置場に張を迎えに来い」という通知があった。当日、家族は言われた通り派出所に行ったが、張さんには会えなかった。4日後、派出所から、「張会英を労働教養処分1年とした」との通知があった。
先日、家族は張さんと短い時間だが面会をすることができた。張さんは留置場でひどく殴打され、頭から出血したことがあったという。家族は、張さんの体の状態が悪く、痩せこけてしまった様子を目にした。