文/台湾高雄の大法こども弟子
【明慧日本2012年3月28日】尊敬なる師父、こんにちは! 同修の皆さん、こんにちは!
私は台湾の11歳のこども弟子です。6年間修煉してきました。自分が電話を掛けることで人を救った体験を皆さんとともに分かちあいたいと思います。
最初、母に明慧ネットに載っている「小太妹」というアニメを見せられた時まで、それほど電話をかけて真相を伝えたいわけではありませんでした。そのアニメの主人公は大陸の大法こども弟子で、彼女は真相資料を配ることで自分が変わりました。このアニメを見終えて、自分も彼女と同じように真相を伝えて人を救いたいと思いました。
母に電話をかけたいと言い、私は脱退を勧める原稿を書きました。電話をかけようとするとき、まず学法、煉功、発正念をするように母に言われました。私は発正念があまり好きではありませんでしたが、今では、発正念はとても重要だとわかりました。相手の背後にある邪悪を消し、脱退させて相手を安全にさせることが出来るとわかっているからです。この「三つのこと」はまだきちんとできたわけではありませんが、私は努力して精進していきます。
電話をかけて人を救うためには、まず自分のやるべきことをやってからで、学校の宿題を必ず終わらせてから安心して電話を掛けることが出来ると母は言っていました。私は学生のやるべきことを必ずやり、これで大法こども弟子になれるのです。
最初は20回電話をかけました。師父が私を励ましてくださったので、4人が脱退し、自分が電話をかけて人を救えたことを喜びました。しかし、怖いこともあります。けれども、多くかけることで、私は精進できると信じています。毎日時間があれば電話をかけ、必ずこの恐怖心を無くすことが出来ると私は信じています。
私が電話をするときに一番心配しているのは、おじさんやおばさんが言っていることを私が理解できず、もしくは罵ってきたり、言い終わらないうちに電話を切られてしまう事です。面白いことに、彼女たちが何を言っているのか理解できないので、罵られていることに気づきません。電話をすれば様々な人に出会うと母は言いました。
ある時、電話チームのおばさんに言われて電話を掛けると、出たのはおじさんでした。そのおじさんは最初、自分は昔学校に通っていなかったので、赤いスカーフをつけたことがないと否定しましたが、それでも私は真相を彼に伝えました。彼は私に国民党の者ではないかと問いかけてきましたが、私は「違います。私はたった11歳です」と答え、彼に「法輪大法は素晴らしい」と黙読するように伝えました。
以前大法を修煉したことがあるとおじさんは言い、それを聞いた私はとてもうれしかったです。真相を聞いたのち、彼は大法に対して新たな認識を持ちました。彼に共産党はたくさんの悪いことをやってきたと話したら、本当は赤いスカーフをつけたことがあると言い出しました。彼に脱退させようと私は彼に「勝揚」という仮名を付けてあげると、おじさんは脱退に同意し、真剣に私に「勝揚」は彼の仮名で、「揚」は手へんの「揚」なのかと再度確認され、「はい」と答えると、彼は安心して「わかった、さようなら」と電話を切りました。
チームの学習者たちはみな私を褒めて励ましてくれました。こども弟子は単純なので、常人の観念がなく、常人の問題に左右されず、いつも真相を伝える最高の状態にいるのです。しかし私たちは歓喜心をおこしてはなりません。これは学習者たちを励まし、恐怖心をおこさず、勇気を振り絞って電話を掛けさせて、さらにたくさんの人を救うために師父が按排されたことだと私は分かっています。
あるおじさんを脱退させようと電話を掛けました。自分は党員ではないと彼は言い、わたしは「それなら、中学の時に団に入りましたよね?」と聞くと、彼は入ったと答えました。勇敢の「勇」に志向の「志」で、「勇志」と仮名をつけて脱退しましょうと話したら、彼はすぐに同意してくれました。この時彼のそばに子供の話し声が聞こえたので、「おじさん、そばに誰か話していますね、あなたのお子さんですか」と言うと、おじさんは「ええ」と答えました。「あなたが無事なら家族も無事でいなければなりません。彼は赤いスカーフをつけて、少先隊に入ったことがありますか」とおじさんに聞きました。
この時、電話をかわった子供は、「僕は中学生で、団に入っています」といい、私はすぐに「文賢」という仮名を付けて脱退しましょうと言ったら、彼は同意してくれました。大法の真相を伝え終えた後電話を切り、私は自分のことのように喜びました。なぜなら初めて一度に2人もの人を脱退させる事ができたのです。
さらにたくさんの大陸の人が早く脱退して平安になれることを私は期待しています。もっとたくさんの人に真相を知らせようと、私はもっとたくさんの電話をかけたいと母に言いました。今、私は電話をかけるためのIDを持ち、別のパソコンで電話をかけています。こうすれば、母と同時に真相を伝え、衆生を救う事ができます。しかし、この過程でパソコンが妨害され故障しました。私は母と何時間もかけてやってみましたが、それでも使えませんでした。最後にある学習者に助けてもらいやっと直りました。その日、私たちがかけた電話の数はいつもより少なかったのです。
今こども弟子たちが学法したり、電話をかけたりするチームがあります。さまざまな国のこども弟子が参加し、彼らも電話をかけて人を救っています。中国語をうまく話せませんが、それでもたくさんのおじさんやおばさんを脱退させました。そして警察の人に、法輪功学習者たちは真、善、忍を修めているいい人なので、大法弟子たちを迫害しないようにと電話をかけています。
警察に電話をかける勇気があるこども達はすごいと母に言いました。私にはまだ恐怖心があり、かけることができません。現在、私と同じように電話をかけて真相を伝えている大法弟子たちは、どんどんうまくなっていきました。もっとたくさんのこども弟子たちがみなとともに学法し、電話をかけ、「三つのこと」をしっかりやり、更に多くの衆生を救い、師父とともに家に帰ることを私は期待しています。
師父、ありがとうございます。皆さん、ありがとうございます。正しくないところがあれば慈悲なる指摘をよろしくお願いいたします。
(2011年アジア法輪大法修煉体験交流会)