文/大陸の大法弟子 一蓮
【明慧日本2012年3月28日】
4.法に溶け込み、人を救うことは自分を修めること
私は現在経営しているビジネスをとても大切にしています。真相を伝えて縁ある人を救う機会をたくさん提供してくれているからです。同時に自分自身が向上する機会も提供してくれています。物欲が溢れる常人社会の中で心性をしっかり守り、流されないように正直な人柄と誠実な商売で、世間に「大法は素晴らしい」と実証することによって衆生が救われる道を作り上げていこうと決めました。
ビジネスの中で常に自分が大法弟子であることを忘れず、問題が起きたら先に相手の立場を考え、営利を追求し、商機を争い、価格を競い、取引先を奪うような不正手段で注文を横取りされるような事が起きても、人と争わず、金銭に淡白になるように自粛しました。世間に善い縁を残し、絶対に大法にマイナスのイメージを与えませんでした。そうしている内に取引先、顧客と同業者から信頼を得るようになりました。業界仲間にも真相を理解してもらい「三退」を勧めました。その中には法を得る人もいました。
私は大法弟子の身分を公開して退職しました。町内会、交番、警察など皆が知っていました。修煉の過程は「大法弟子の正念は威力あるものである」(『精進要旨二』)と教えてくれました。「相生相克」の理が分かり、人を救うことと修煉は更に理性的になりました。
私は心から邪悪の「監視」を否定しました。師父のお話で「本当の修煉者の前では、それらは何ものでもありません。一千年かそこら修練したとしても、小指の先の一ひねりにも耐えられません」(『転法輪』「憑き物」)をしっかり心に銘記して、正念でそれを消滅しました。
私は近隣の付き合いでもビジネスの付き合いでも、大法修煉者の身分を隠しませんでした。縁ある人と出会ったら、中断されないように固定電話から離れ、携帯電話のバッテリーを外し、離れた場所におくようにして細心の注意を払いながら、真相を伝えました。話が終わった後に電話の着信履歴を確認して、緊急に要する場合はすぐに対処しました。「彼らにあなたの事を監視するように言われた」と、こっそり私に話してくれた隣人、私を監視するように上から命令されている幹部、交番、警察、団地の警備管理員と関係労働者、来店してきょろきょろ物色している怪しい者、毎日付き合いのある取引先は全て私が救う対象者です。状況と相手の身分に応じて違う方法を用いて真相を伝えました。彼らに真相を分かってもらい、彼らが大法に罪を犯さないように、機会を大切にしました。
先日、私を積極的に監視していた町内会の主任が異動し、大法に善意を持っていた主任が昇格しました。数年にわたって派出所の警官は3回人事異動があり、3人の警官が変わりましたが、皆良い人になって警察署に戻りました。彼らは嫌がらせもしなければ、いざこざも引き起こしませんでした。私を監視するように言われていた隣人のご夫妻は、私の事を尊敬し、いつも一緒に信抑について話し合いました。大法は素晴らしいと賛同してくれ、2人とも「三退」をしました。その他にもたくさん真相を理解してもらい「三退」した人がいました。表面上監視されていましたが、私は自由に行動できたのです。
ある日、用事があって慌ててオートバイで出掛けました。私は石にぶつかって転倒し、足に大きな傷口を作りました。自宅近くまで戻ったところ、ちょうど縁ある人と出会いました。真相を伝えながら、冷たい血液が足に流れているのを感じていましたが、それを全く気にせずに話を続けました。30分後自宅に戻り、すぐに結跏趺坐をして発正念をしました。「私は李洪志師父の弟子です。私にまだきちんと出来ていないところがあり、邪悪に付け込まれました。必ず正します。師父が守ってくださっているので邪悪の迫害は許されません。師父、ご加護ください! 邪悪よ消えろ!」と念じました。結跏趺坐だと両足はちょうど傷口に当たり、避けられないので、当たっているところから血が流れてきました。邪悪が私の座禅を邪魔しようとしても、私は絶対に結跏趺坐をして正念を発し、1日も休みませんでした。3センチ以上腫れ上がっていた傷口も、病院で治療しませんでしたが、悪化せずに数日後に自然に治癒しました。
私は息子(同修)と一緒に家のパソコンを買い替えました。書き込みドライブ、カラープリンターと、一番品質の良いDVD-Rを購入して自宅で資料拠点の花を咲かせました。真相資料の内容と同修の需要に応じて、リアルタイムに少量のDVDと資料を作れるようになり、大変便利になりました。
過去数年間は商売が繁盛し、近隣の皆に「何をやってもうまくいくね」と羨ましがられました。ビジネスの取引は倍に増えてきているにも関わらず、時間はちっとも乱れませんでした。かえって前より余裕を持てるようになり、より効率的に「三つの事」を行なえるようになりました。私は再び法に円融した後の神奇と、師父のご加持とご愛護を切実に感じました。
師父のご加護の下で修煉を経てきた歩みをまとめてみると、内心の気持ちを言い表す事はできません。師父がやってくださった事は、どんなことをしても決して恩を返し切れないのです。まだまだ未熟でございますが、更なる精進を目指して貴重な残された時間を大切にし、より多くの衆生を救えるよう努力して参ります。今まで無駄に過ごした時間を取り戻せるよう修煉の道を最後まで精進して歩みます。
偉大かつ慈悲なる師父に感謝いたします! 助けてくださった同修に感謝いたします!
心性のレベルが限られている為、体得が浅く不適切なところがあれば、同修の慈悲なるご叱正をお願いいたします。
(完)
(第八回明慧ネット中国大陸大法弟子修煉体験交流会)